【富士登山】登山初心者は装備をレンタルして山に行こう!

今年の夏から山に行きたいと思っている方、友達や家族を山に誘いたいと思っている方に向けて、安くレンタルで山道具を揃える方法をご紹介したいと思います。

いきなり登山用品店で高価な装備を揃えるよりも、まずはレンタルで良いものを試しに使った方が山に行くハードルが下がりますから、友達や家族も誘いやすくなりますよ!

特にこの夏、富士登山や八ヶ岳などの高山に誘いたい、挑戦したいという方は必見です!

サイキ

レンタルショップのサービスを比較してみました!

目次

レンタルで登山用品を揃える!そのメリット5点!

登山用品をレンタルすることのメリットは以下の5点です。

費用の軽減になる
メンテナンスが必要なくなる
保管場所がいらない
手ぶらで行くこともできる
子供用の登山用品を準備できる

費用の軽減になる

登山用品は必要なものを購入して揃えようとすると、日帰りでも3万円以上、テント泊だと10万円近くは最低でもかかります。これらを揃えるだけでもかなり費用の負担感はありますよね。

レンタルなら、それらの初期費用を低く抑えることができますし、購入する際にどんなものが使いやすいか比較検討することもできます

すでにいくつか持っている方は足りないものだけをレンタルすればいいですし、全くの初心者であればお得なセットレンタルもあります。うまく活用しましょう。

メンテナンスが必要なくなる

登山靴やテント、雨具、寝袋などは帰った後のメンテナンスが非常に大切です。

登山靴の汚れを落としたり、テントのほつれを直したり、雨具は防水加工し直したり…長く使うにはメンテナンスが欠かせません。寝袋だって帰ってから干さなければすぐ臭くなっちゃいますからね。

その点レンタルは使用後そのまま返却OKがほとんどなので、そうしたメンテナンスの必要はありません。メンテナンスの時間や手間をお金で買うとも考えられますね。

保管場所がいらない

登山用品を揃えていくと、意外とかさばるものが多くて保管場所に困るのが登山者あるあるだと思います。私もしまう場所に困って、今はベッド下の収納に全部しまいこんでいます(笑)。

レンタルなら登山用品が家を圧迫することもありません。必要な時に必要なものだけ借りればいいのです。 

手ぶらで行くこともできる

登山口付近や現地で受け取り、返却ができる店舗は手ぶらで行くこともできます。

特に富士登山では「やまどうぐレンタル屋」、「LaMont」、屋久島なら「レンタルの山下が可能です。

普段着で必要なものだけ持っていき、登山の後は着替えて観光を楽しむことも。富士登山の後なら「登山後に御殿場アウトレットモールによる」とかできますよ。

子供用の登山用品を準備できる

登山を楽しんでいるご家族なら当然お子さんも登山に連れていきたいものですよね。その際悩むのがお子さんの登山用品ではないでしょうか。

せっかくそれなりの費用をかけて登山用品を揃えても、成長とともにサイズを大きくしていかなければいけません。レンタルならその悩みは簡単に解消できます。

頻繁に連れていくご家庭なら購入の方がお得ですが、年に1、2回程度ならレンタルの方が気楽にお子さんを山に連れていけます。

サイキ

購入の前にレンタルすることでお金をかけるべきものが見えてきます!

おすすめレンタル7選!何をレンタルする?

不足しているものがあれば単品でレンタルが○

登山を始める人の多くは最初から全部装備を揃えているわけではありません。何回か登山をしていく中で少しずつ装備を揃えていく人はほとんどだと思います。

高額な装備の中でも、テント、寝袋、レインウェア、登山靴などは実際に購入する前にレンタルがおすすめです。計画的に購入するものを比較検討していくことが、結果的には費用の軽減に繋がります。

初心者はセットでレンタルが安心

登山初心者の方は、まずどんな装備が必要かというところからがわからないのが普通だと思います。レンタルショップのサイトではどこでもどんなものが必要か丁寧に解説してくれていますので、それらのサイトを参考にされると良いでしょう。

最初はセットでのレンタルがおすすめです。お得な場合が多いですし、必要なものが一通り揃っていて安心です。

実際に試着できるタイプのレンタルショップでは、専門のスタッフの方から解説してもらうこともできますので、心配な方は最寄りのレンタルショップなどに行ってみてください。

おすすめ登山用品7点!高額なものを優先的に借りよう

ここではレンタルをおすすめする装備を7つご紹介します。レンタルでは必要なものはほぼ揃うのですが、その中でも高額なものは特にレンタルがおすすめです。

セットでのレンタル

フルセットなどのセントでのレンタルは必要な装備が一通り揃っているので、初心者の方には特に安心のセットです。

登山靴

登山といえばまず揃えるべきなのは登山靴です。しかしこれもまたなかなかに高額なものが多いですので、購入の前に実際にはいてみて自分の足とのフィット感をよく確かめましょう。

登山靴一つで山での疲労感は大幅に変わります。まだ購入する予定がない場合はレンタルしましょう。

レインウェア

登山でのレインウェアは実は非常に高額です。雨の中で汗で濡れないような透湿性や雨に濡れることを防ぐ防水性が高いものが求められるからです。雨や汗で体を濡らして体を冷やすと夏でも低体温症になる可能性があり、非常に危険です。

そのようなわけでレインウェアで良いものになると2、3万円はします

日帰りの登山でもレインウェアは必要になりますので、まだ持っていない場合はレンタルしましょう。

ザック

ポケットや体と密着させるためのベルトが多かったり、レインカバーがついていたりと登山でのザックは高機能なものが多くあります。ですのでこちらもなかなかに高額なことが多いです。

体の形によって微妙に背負いやすいザックは違いますから、こちらも購入の前に使用感を試せると良いですね。

テント

テントは登山用品の中でも特に高額なものになりやすい装備です。初めてテント泊をする場合は購入の前に一度レンタルしてみることをおすすめします

キャンプ用のテントとは異なり、標高が高い場所での強風や豪雨にも耐えうるようなそれなりの性能が必要となります。また雨天時でも簡単に素早く建てられるように工夫されたテントが豊富にあります。

購入前には広さや重さ、建て方などを確認しましょう。

寝袋

登山用の寝袋もまた高額な装備になります。寝袋というとキャンプ用の寝袋を持ってくる方がたまにいますが、あまりに大きくてとてもザックには収容できません

登山用の寝袋は使用時には暖かく眠れて、しまう時にはコンパクトに軽くすることができます。

こちらも購入前に実際に使用感を試してみたいですね。

カメラ 

こちらは完全に蛇足なのですが、登山の際にカメラなどをレンタルして持っていく方法もあります。GoProや360°カメラなど購入するには非常に高額ですが、2、3日だけ使用する分にはレンタルで十分だと思います。1年中使うものでなければレンタルする方が場所を取らずにお得に楽しめます。

DMMいろいろレンタル」は登山用品もレンタルできますが、カメラや家電などもレンタルできます。

サイキ

高額なものほどレンタルした方が失敗を減らせます!

服などは極力買ってしまいたい

ここまでレンタルのおすすめを紹介してきましたが、「着る服」については自分で購入した方が良いです。下着などのアンダーウェアはもちろんですが、靴下やフリース、防寒着などはできるだけ自分で揃えたいですね。

揃える場合はコットン100%だけは避けて、吸汗速乾性能が高いものを選びましょう。

自分が持っているものが登山でも使えるものであれば良いのですが、素材や耐性に心配がある場合はワークマンなどで揃えると安く揃えることができます。

下記のページで詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。

サイキ

体に密着するものは極力自分で用意したいですね!

富士登山ならレンタルが使いやすい

富士登山へのサポートが厚い

この記事を書くにあたり複数のレンタルショップを調べて感じたことは、「富士登山へのサポートがめちゃくちゃ厚い!」ということです。それだけ初心者でも富士山を登りたい人が多いのでしょう。

多分このページを読んでいる方の周りにも必ず一人や二人は「富士山一度は登ってみたい」と言っている人がいるのではないでしょうか。

複数のレンタルショップが五合目で返却可能

今回調べた5つのレンタルショップのうち4つは富士山登山口周辺で返却できる体制が整っています。(残りの一つは屋久島専門)

吉田口、須走口、富士宮口には返却できるレンタルショップがあります。「やまどうぐレンタル屋」、「LaMont」なら周辺で借りてから登山に行くことも可能です。

登山経験のない家族や友達と下山後レンタルした登山用品を返却した後は、荷物を減らした上で観光に行けるのはとても魅力的ですね。

サイキ

これなら登山初心者の友達も誘いやすいですね!

レンタルショップはどうやって選ぶ?検討する項目を解説!

送料や試着する期間などを検討してレンタルサービスを利用しよう

レンタルショップを利用する上でほとんどの人は配送サービスを利用することになると思います。その上で送料が掛かるのかどうかで全体的な費用はだいぶ変わってきます。レンタルする予定のショップの送料は必ず確認しましょう。

また試着期間として2、3日早めに送ってくれるショップもあります。特にレインウェア、登山靴、ザックは必ず試着しましょう。登山靴は靴下を履いて実際に違和感がないか確認することがとても大切です。サイズの合わない登山靴で山に行ったら、怪我する可能性はかなり高いです。

使用した後返却方法についても送料に関係してくるので必ずチェックしましょう。直接返却なのか、配送返却なのかで送料がここでも関係してきます。

急な天候の変化…キャンセル料金もチェック!

登山で切っても切れないのが天候の判断です。どんなに準備万端でも、天気の状況によっては断念せざるを得ません。私も過去何度も登山口付近まで行って、急な天候の悪化に泣く泣く帰ったことが何度もあります。

レンタルの場合は特に急な天候の悪化で帰るなんてことになったら、泣くどころではありません。

台風なら数日前でも判断はつきますが、そうでなくとも山の天気は変化が激しいですから、「これはだめだ!」と思ったらその当日に勇気を持って撤退することもとても大切なことです。

もちろん体調の悪化についても同様です。無理して山に入るものではありません。

キャンセル料金についてはレンタルショップによってだいぶ条件が違いますので、後述の表を元に参考にしてください。

レンタルしたものを破損、紛失した場合はどうなるかもチェック!

借りたものを汚したり、壊したりするのはできるだけ避けたいものです。しかし、登山ではいくら借りたものとはいってもなかなか破損を避けるのは難しいと思います。

ザックを枝に引っ掛ける、転んで靴の紐が切れる、レインウェアに穴が開く…登山ではありがちな破損です。私もテントの上に枝が落ちてきて、フライ(テントの外側に貼る幕)に穴が空いたことがあります。こうしたことは気をつけていても避けようがないものです。

また、トイレでトレッキングポールを忘れる、休憩時に帽子を置き忘れる…これは2つとも私がやった経験です。紛失のリスクも当然あるものです。

レンタルショップによってはこうした破損、紛失に対して保証金や保険費用をレンタル時に支払うところもあります

サイキ

レンタルショップによって対応はさまざまです!

5つのレンタルサービスを比較してみた

チェックポイント6点!

・店舗の場所
・子供用ウェアの有無
・送料
・返却方法
・キャンセル料
・破損、紛失の対応

5つのレンタルショップを調べた結果、対応に違いのあるものを中心に表にまとめてみました。もちろんこれらは私サイキが個人的に調べてまとめたもの(2022年6月12日現在)なので、実際に利用する際には店舗のサイトで詳細を確認してください。

最後の「レンタルの山下」だけは屋久島専門のレンタルショップですので、その点ご留意ください。

 やまどうぐレンタル屋

店舗の場所新宿店、河口湖店(富士吉田口)、吉田ルート五合目店、富士宮五合目店
子供用ウェアあり
送料10,000円以上全国どこでも送料無料
返却方法配送、窓口返却
キャンセル料前日までの連絡で全額返金
破損、紛失の対応保証金等請求なし
備考登山靴レンタルソックスもらえる。サイズ変更無料。五合目店で返却可能。

 

 そらのした

店舗の場所富士宮五合目、富士吉田店、河口湖駅前店、須走口五合目他 (2022年は配送のみ)
子供用ウェアキッズ用としてあり
送料1000円~3700円
返却方法配送、窓口返却
キャンセル料3日前から50%+手数料 キャンセル保険20%
破損、紛失の対応保証金またはレンタル保険で対応
備考送料1,000円キャンペーン 登山靴は全てモンベルなのでモンベルで試着可能 安心・安全のクリーニング、メンテナンス技術

 LaMont

店舗の場所富士急ハイランド駅前
子供用ウェアキッズ用あり
送料送料あり
返却方法配送、窓口返却
キャンセル料5日前より発生
破損、紛失の対応破損保険(320円~1,850円)
備考フルセット10,980円 50台の駐車場とパウダールーム

 神戸アウトドア

店舗の場所ネット宅配専門
子供用ウェアキッズ用あり
送料送料無料(離島は+1,000円)
返却方法配送、クロネコヤマトでの受け取り
キャンセル料前日14時まで無料
破損、紛失の対応規定額を請求
備考16時までの予約で翌日配送、学割あり、試着期間あり

 レンタルの山下

店舗の場所屋久島空港前店、安房店
子供用ウェア特に記載なし
送料原則店舗での受け取り
返却方法店舗への直接返却
キャンセル料なし
破損、紛失の対応記載なし
備考屋久島トレッキング専門

まとめ

いかがでしたか?今回は登山レンタル専門のショップについてまとめてみました。

私自身レンタルショップを利用したことはありませんが、これから登山を始めようと思っている方にはレンタルから入ったほうがいいと感じました。

登山用品自体高額なものなので、敷居が高くなかなか友達を誘えないという悩みがありましたが、レンタルの利用によってだいぶ誘いやすくなったと思います。

サイキ

実際に使いながら説明した方がわかりやすいです!

この記事によってさらに山仲間が増えたら、嬉しいです!次の記事もお楽しみに!

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