こんにちはサイキです。
スマホの充電が心配な時に持ち歩くモバイルバッテリー。たくさん種類があって、どんなものを選べばいいのかわかりにくいですよね。そこでモバイルバッテリーの種類にどんな容量、重量があるのか、容量ごとに人気のある商品について調べてみました。
容量とは充電できる電力のことで、mAhの単位で表示されています。
容量と重量にどんな種類があるのかが分かれば、自分にあったモバイルバッテリーも探しやすいと思います。これからモバイルバッテリーを購入しようと考えている方はぜひこの記事を参考にしてください!
モバイルバッテリーとは

モバイルバッテリーは、携帯できるバッテリーのことで、主にスマートフォンやタブレットを充電するための携帯用バッテリーを指す。バッテリー容量(単位:mAh)によって、大きさ・重さ・形状が異なる。なかには、急速充電機能などを備えた製品もある。
引用:価格.com
他の記事で紹介したポータブル電源は防災やアウトドアで使用することを目的とした大容量のバッテリーですが、モバイルバッテリーはスマホなどを充電することを目的としているので、これらよりは容量が少なく持ち運びしやすいのが特徴です。
バッテリーで実際使用できるのは表示されている容量の65%くらい
バッテリーの説明やスペックを見ると必ず書かれているバッテリーの容量(mAh)ですが、実際に使用できるのは充電時のさまざまなロスがあって、その65%くらいだそうです。
例えば10,000mAhのバッテリーはその65%の6,500mAhくらいが実際には使用できると思っていてください。(参考:https://kakaku.com/kaden/mobile-battery/)
標準的なスマホのバッテリー容量は2,000〜3,000mAh

では使用するスマホのバッテリー容量はどれくらいの容量かというと、2,000〜3,000mAh程度だという話です。
なので先程の10,000mAhと表示されたバッテリーはその65%の6,500mAhくらいが使用できるので、充電できるのは2、3回ということになります。(参考:https://kakaku.com/kaden/mobile-battery/)
モバイルバッテリーを容量ごとにまとめてみた

モバイルバッテリーは30,000mAh以下のものがほとんどです。ですが5,000mAhのバッテリーと30,000mAhのバッテリーでは用途も重量もだいぶ変わります。
そこで容量ごとに以下のように整理してまとめてみました。
スマホ充電回数 | 重量 | |
10000mAh未満 | 1〜2回 | 100〜200g |
10,000〜20,000mAh未満 | 2〜3回 | 200〜300g |
20,000〜30,000mAh | 4〜6回 | 300〜500g |
40,000mAh〜 | 8〜10回 | 800g以上 |
一番多いのは10,000mAh未満のモバイルバッテリー
価格.comでモバイルバッテリーの容量として一番商品が多いのは、10,000mAh未満の容量のものです。おそらくは価格が比較的安いのと軽量であることが理由にあるでしょう。実際にしようできるのは6,500mAh未満です。
実際、重量は100g〜200gと軽く、コンパクトなものが多いです。その代わりスマホの充電回数は1〜2回となりますが、毎日充電し直すのであれば問題ないでしょう。
チェックポイント
10,000mAh未満のモバイルバッテリー
・重量は100g〜200g
・スマホの充電回数は1〜2回
・毎日充電し直すなら問題なし
この容量帯での一番の売れ筋はANKERのPowerCore III Slim 5000 with Built-in Lightning cable A1219011でした。容量5000mAhで重量110gと軽く、充電1回分のバッテリーとすればお手軽でしょう。2022年2月20日時点での価格最安値は3,690円でした。(価格.comより)
次に多いのは2、3回充電できる10,000〜20,000mAh未満
次に商品の種類が多いのはスマホを2、3回充電できる10,000〜20,000mAhの容量帯です。
10,000mAhもあればスマホを2、3回は充電できるので、コンセントのない出先で1泊程度宿泊するにしても安心できます。ただ容量が増える分それなりに重くなり、200〜300g程度はあります。
チェックポイント
10,000〜20,000mAh未満のモバイルバッテリー
・重量は200g〜300g
・スマホの充電回数は2〜3回
・1泊程度の旅行でも安心
この容量帯での一番の売れ筋はBLUEDOTのBMB-PD101W でした。容量が10,000mAhで重量230gとこの容量としては軽く、2022年2月20日時点での価格最安値はお値打ちの1,780円。比較的安価なので人気があるようです。(価格.comより)
※下記のリンクは近い型のものです。
20,000〜30,000mAhになるとそれなりに重量も増す
その次に種類が多いのは20,000〜30,000mAhの容量帯ですが、この辺りになるとスマホを4、5回は充電できる容量となり、重量も300g〜500gとそれなりの重さになるようです。
この辺りになると3泊4日程度の旅行にも対応できそうですが、重さもそれなりに出てくるのでバランスを考える必要がありそうですね。
チェックポイント
20,000〜30,000mAh未満のモバイルバッテリー
・重量は300g〜500g
・スマホの充電回数4〜5回
・1泊程度の旅行でも安心
私は登山の時には20,000mAhのモバイルバッテリーを安全のためにも持っていくようにしています。
この容量帯で一番の売れ筋はANKERのPowerCore Essential 20000 A1268011でした。ちなみにモバイルバッテリー全体でも1位をとっていますので、かなりの人気があるようです。
容量は20,000mAhですからスマホも4〜6回は充電できます。重量が343gあるのはこの容量では軽い方ではないかと思います。2022年2月20日時点での価格最安値は3,999円でした。(価格.comより)
40,000mAh以上になるとポータブル電源を検討した方がいいかも
モバイルバッテリーには容量40,000mAh以上のものもありますが、さすがに重量も800g以上あるものとなってきて、気軽に持ち運べるモバイルバッテリーの利点を超えているように思えます。
このあたりの容量であれば、ポータブル電源の方が価格も安く抑えられるのではないでしょうか。
ちなみに容量80,400mAhのリンクス enerpad AC-80Kは重量1800gで2022年2月20日時点での価格最安値は50,699円でした。(価格.comより)
https://kakaku.com/item/K0001093035/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はモバイルバッテリーについて調べてみました。容量が5,000〜20,000mAh程度で重量も100g〜300g程度がモバイルバッテリーの適切なスペックのようです。
スマホの充電回数から日帰り用であれば5,000mAh、1泊2日であれば10,000mAh、2泊以上であれば20,000mAh程度を検討するのが妥当です。もっとも使用する頻度によってはこの限りではありませんので、そこはご自身でご判断ください。
今回モバイルバッテリーについてあまり知らなかったので、適当に売れ筋のモバイルバッテリーを買っていましたが、この記事を作成するために色々調べたおかげで納得して買い物ができそうです。
皆さんにも同じようにお役に立てれば幸いです。


