皆さんは山で虫にたかられて大変な目にあったことはありませんか?低山では夏になると虫が集団発生し、たかられることもあります。そうそうどこでも起きるわけではありませんが、もしあったらとても嫌な思い出になります。
この記事ではそんな悲劇を避けるために防虫ウェアの紹介をしています。あらかじめ虫対策をして、安心な登山を楽しみましょう!
ワークマンで防虫ネットが売られている!?
夏になると登山中にアブや小虫にたかられて大変な目に遭うことがあります。
筆者も以前夏に伊豆の山に登って、2日間ずっと虫にたかられた思い出があります。あれは大変に嫌な思い出です。今でもあの時のことはありありと思い出せます。
その時はアブに顔や足に3箇所ほど刺されて大変な目に会いました。
今でもトラウマです…
ということを思い出したのもXでこちらのポストを見つけたから。
同じ目に会った人がいたのだな、と思うと同時に一瞬ワークマンで防虫ネット売っていたんだなと驚愕。
あの時は心の底からこのようなものがあれば…と対策しなかったのを後悔したくらいなんです。このポストの方は撤退したようですが、私は我慢して最後まで歩いてしまった…
一応調べて、同じ名前の商品がないか、ワークマンのオンラインショップやカタログをひっくり返したけど、どこにも記載がなかったので同じものが近くのワークマンで売られているとは限りません。
登山専門店でも防虫ネットはもちろん売られていますが、虫に煽られるのは大体低山なので、そこまでお金をかけずに対策したいものです。ワークマンのどの店舗でもだいたい売っていて欲しいと思っちゃいます。
ワークマン『エアロガードシリーズ』で虫がいる場所でもOK
ただ、ワークマンはこの春にも着られる防虫ウェアを販売しています。いちいち帽子が必要になる防虫ネットよりもこっちの方が扱いやすい気はします。
先日海老名に新しくオープンしたワークマン女子オープン前日に取材でお邪魔させていただいた際にも実際にスタッフに来ていただいて、ほうっ!となったのを思い出しました。
ちなみに改めて紹介しておくと、ワークマンの防虫ウェア『エアロガードステルスジャケット』(2980円)はそのままパーカーのようにきて、虫が出るところでは顔、頭全面と指先まで網戸のようにメッシュで覆うことができます。
通気性も良いので暑い時期でもこれを着て外で作業することもでき、コンパクトに収納することもできるので、暑い季節に低山に入る際には一つ持っておくと良いかもしれません。
ちなみにエアロガードシリーズはオンラインショップだけでも12種類販売されているようなので、色々比較して選ぶことができそうです。
詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
自分はしばらく山に入れないので、まだ買うことはないけれども、暑い季節に山に入るのであれば是非欲しいですね。
ネットで購入できる防虫ウェア
あとプラスしてネットでも購入できる防虫系ウェアをご紹介します。いつもの通り価格などは2024/06/13に調べたものなので、実際に購入する際に確認してください。
まず一つ目はこちらの『防虫ネットパーカー&パンツ』。頭から足先までメッシュで覆うことができて2,020円です。購入する人は登山目的よりも畑仕事で購入する方が多いようですので、虫から身を守るには十分な性能があるようです。
ただ、この見た目なので先ほどのワークマンの防虫ウェアに比べてだいぶ目立ちますね…
お次はこちらの『PEWETE 蚊除けパーカー』こちらは上だけで1870円からとなります。こちらは首上部分が取り外せるようになっていて、いざ顔にまで虫が集ってきたらさっと取り付けて顔を守りましょう。
最後はこちら『シートゥサミット モスキートヘッドネット』。全身を覆う必要がない!と思う人にはこれくらいでもあるのとないのではだいぶん変わってきます。そもそも登山では長袖だし、それほど肌を晒していないので、これくらいの備えがあれば十分かもしれません。値段も今までで一番安くて1540円ですみます。
その他にも虫から身を守る方法がある!
防虫ウェアを今回はご紹介しましたが、大量の虫にたかられるようなことでもなければ通常は虫除けスプレーを使用することが基本かと思います。実際あの虫の大群に襲われるまではそうしていました。
ということで防虫ウェア以外の虫対策についても一応ここでおさらいしておこうと思います。
やっぱり基本は虫除けスプレー
虫除けスプレーは登山をする人間なら一番基本の虫対策です。事実ほとんどの山では私もそれで通していたので…
ただ調べてみると衣服にダメージを与えるものもあるようです。
虫除けスプレーは虫以外にヒルにも有効です。私もこれは経験したことがあります。ヒルは火でもアルコールでも塩でも駆除できますが、それ以外の薬品も意外と有効です。
滞在するようであれば蚊取り線香も
麓のキャンプ地や山中の幕営地でキャンプする場合には蚊取り線香も有効です。ただし人が多いところではやっぱり煙たいので使うには躊躇してしまいます。
蚊取り線香は基本的に蚊だけに有効なものですが、物によってはブヨにきくものもあります。『富士錦 パワー森林香 赤函』は蚊だけでなくブヨにも効果がありますが、煙の量も多いので周りの人には特に注意して使う必要ありそうです。あと、火の元ですので扱いに気をつけてくださいね。
刺された時のために塗り薬も
山に入る時は塗り薬を基本的に持っていきますが、ブヨなどにやられた場合にはそれなりに強力なものを持っていく必要があります。実際普通の塗り薬では全く効かなくて辛い思いをしましたので、今では強力なステロイド外用薬『ムヒアルファEX』を持っていっています。
むしろブヨ相手だとこれくらいしか効かない…
※アレルギーやステロイド外用薬が使えない人もいます。その場合は使用できる塗り薬を薬剤師さんに相談してください。詳しくはこちらをご覧ください。
この他にも電動蚊取り器とか音波虫除け器などもありますが、安心して山に持って行けるのは上記3つではないかな、と思います。あとは虫除けネットやウェアで完全に防げると安心して山に行けるのではないでしょうか。
もしもの時に後悔しないように準備していきましょう!僕は後悔しました!
まとめ
以上、今回は虫除けネットのポストをみて嫌な思い出を思い出した筆者が、虫除けネットや、虫除けウェア、虫除け対策についてまとめてみました。
正直なところ山での虫の思い出といえば、最初にお話しした伊豆でのブヨ襲来や丹沢のヒルくらいなのですが、それでも来るときはきますのでしっかり虫対策して山に入ってください。ブヨに何箇所も刺されると、正直山を楽しむ余裕なんてありません。
山は人より虫の方が何倍も何百倍も多いのですから…(そりゃそうだ)
今回の記事が楽しい山ライフの一助となれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました!