皆さんは登山にどんな腕時計を持っていきますか?登山用というと種類も豊富で、機能が豊富だと値段も高くてなかなか手が出せないことが多いですよね。
ところがApple Watchなら安く高性能な登山用の時計として使うことができます。今回はApple Watchをおすすめするメリットと、心配な点の解消法について解説します!

もちろんiPhoneを普段使用していることが前提です!
登山での時計はApple Watchがおすすめ
結論からいうと、登山でApple Watchをおすすめする理由は以下の5つです。


標高や温度、天気などはスマホでも見ることができますが、いちいち登山中にポケットからスマホを取り出すのは非常に面倒で、なおかつ落としてしまうリスクもあります。できることなら歩きながら標高や周辺の地図を簡単に確認したいですよね。それがApple Watchなら実現できます。
そうした機能以外にも転倒検出機能など安全に配慮した機能があることもメリットの一つです。
転倒検出機能はもしもの滑落、転倒への備えに


Apple Watchの機能の一つである転倒検出機能。こちらは着用者が転倒した場合に自動で検出し、意識がない場合は自動で通報します。(Apple Watch SE、Apple Watch Series 4以降、Apple Watch Ultra以降)
さらにiPhone14以降を持っている人であれば携帯の電波が届かない場所にいても衛星経由の緊急SOSシステムを利用して、通知を送信してくれます。この機能はなかなかほかのスマートウォッチにはありません。
詳しくはこちら。
最新のApple Watchの性能を比較
さて、最新のApple Watchの性能はどの程度あるのでしょうか?使用に必要な性能を比べてみてみましょう。最新の通常のモデルSeries10とハイエンドモデルUltra2の性能を比較してみます。
Ultra2(49mm) | Series10-46mm | |
バッテリ駆動時間 | 最大36時間 | 最大18時間 |
高速充電 | 1時間で0%から80% | 30分で0%から80% |
耐水性 | 水深100m | 水深50m |
動作温度 | 手首装着時-20°〜55°C | 0°〜35°C |
価格 | 128,800円から | 59,800円から |
性能は明らかにUltra2の方が良いですが、価格を見るとSeries10もなかなかです。雪山までやるようでなければSeries10で十分のように思います。もちろんお金に余裕があればUltra2の方が断然安心です。ただし、Ultraシリーズは通信量が毎月必要になるのでランニングコストもかかることに注意が必要です。
Apple Watchを安く入手する方法
Apple Watchは型落ちの中古であれば安く入手することも可能です。下手に高い登山用の時計よりもよほど高機能なので、コスパもいいと私は考えています。
私の場合は中古ですがSeries4を2020年に購入しました。今の最新はSeries10なのでだいぶ型落ちもいいところですが、地図も表示できるので重宝してます。(そろそろ買い替えようと思っています)
Series4は2020年購入時には24,000円ほどしましたが、今ではSeries5が大体1万円台で購入できます。Series6が1万〜2万円台、Series7が2万〜4万円くらいです。バッテリーの状態はあまり期待はできませんが、そこに目を瞑れば安い買い物だと思います。(Amazonにはあまり中古はありません。楽天かYahoo!でご参照ください。)
ちなみに一昨年買ったSeries4は今現在も12時間程度はバッテリーが持ちます。
売却を考えるなら最新でもいい
Apple Watchは数年使ったとしてもリセールバリューが高いので、高く売ることができます。そう考えると高い値段で買ったとしても手放す時にはある程度返ってくるので最新のものを使った方がいいじゃないか、という考え方もできそうです。
例えば2020年に発売されたSeries6は発売当時の値段は47,080円~でしたが、今現在(2025/02/16)でも17,000円〜12,000円で売却することが可能です(参考)。見た目よりもかなり安く手に入れられるとも考えられます。
さらに最新のSeries10の46mmモデルは60000円〜40000万円くらいで売却できます。Amazonでの価格は66,000円程度なのでそう考えるととんでもなく安く見えてきます。(2025/02/16現在)
さらに高性能なUltra2はこちら。Ultraは自身だけでデータを送受信できるセルラーモデルのみ販売されています。セルラーモデルはiPhoneがなくても使えますが、毎月通信量が500円程度かかります。
登山でApple Watchを使うならヤマレコに登録しよう!


Apple Watchを使うようでしたらヤマレコに登録して使用することをおすすめします。さまざまな恩恵がありますが一番の利点は時計に地図が表示できることです。
登山用のアプリはいくつかありますが、Apple Watchでの機能が最も多いのはヤマレコのアプリです。
Apple Watchのヤマレコの機能で使えるのは以下の通り。


ヤマレコは無料でも使用できますが、地図は1枚しかダウンロードできません。有料ですが、年4900円の年会費で地図を無制限にダウンロードできるようになります。



いちいちスマホを取り出さなくても地図が確認できるのは本当にありがたい!
なお使用の上ではSeries5、もしくはSE以降のモデルが推奨されています。
※YAMAPでも地図表示できます。詳細はこちら
バッテリーの持ちが心配?使わない時は低電力モードを使う
Apple Watchを使う上で心配なのはバッテリーの持ちの程度ですね。私もそこが常々気になっているところです。結論から言うとApple Watchのバッテリー維持時間は基本的に18時間です。
と言うことはGPS使用でも8時間程度の登山中にはバッテリーが切れる心配はなさそうです。最新のUltraであれば36時間は保つようですが、高額すぎて手を出す気にはなれません(汗)。
series5〜series10 | 18時間 |
SEシリーズ | 18時間 |
Ultra、Ultra2 | 36時間 |
もし宿泊するような登山であればバッテリーの充電をするために予備のバッテリーを用意するか、歩行中以外は低電力モードにするなどの対策が必要です。低電力モードだと、バッテリーの消費を抑えることができます。充電時間は1時間〜2時間程度なので、私は泊まりがけに山に入るときは必ずバッテリーを持っていきます。
使っているとバッテリーは劣化する
スマホと同じくApple Watchも使用していくにつれてバッテリーが劣化します。バッテリーが劣化すると消耗が激しくなったり、動作が不安定になることも。バッテリー容量を確認する手順は「設定⇨バッテリー⇨バッテリーの状態」でチェックします。
バッテリー容量が80%を切ったら交換の目安と言われています。Apple Storeで交換できるので専門店で安心して交換したい場合は予約して交換してもらいましょう。



僕はいつも近くのモールの中にあるApple Storeで交換してもらいます!
AppleCare+に加入している場合は無料ですが、そうでない場合は有償で交換できます(参考)。
Apple Watchを使う上で注意すること
登山用ウォッチとして高機能になるApple Watchですが、山で使用する上で気をつけるべき点もあります。具体的には以下の5点です。
バッテリーの消耗を常に意識すること
バッテリーが切れると時計としての使い道がなくなります。通常の時計とは違って最大でも18時間程度でバッテリーが切れてしまいますので、低電力モードで無駄遣いを避けるか、予備のバッテリーを持っていくことで保険をかけましょう。
寒い場所では想像以上にバッテリーの消耗が激しい
最適使用温度である0℃以下の場所ではバッテリーが消耗しやすくなり、気がつくと数%ということもあります。スマホも同様で寒い場所では体であたためながら使用するか、使用を控えてしまうしかありません。



バッテリーが劣化している場合はさらに減りが早いです!
Apple Watchの最適使用温度については詳しく後述します。
雪山などでは扱いが難しい
雪山歩行中に素手を出す機会はほぼありません。スマホが操作できるグローブを用意するなどである程度対応はできますが、それでも操作は難しいでしょう。Apple Watchは基本的に行動中は使えないものと考えます。スマホも同様です。低電力モードで時計として使用しましょう。
画面の傷つきを防ぐならカバーを使用する
山に行くと岩や枝に時計を擦ってしまうこともあります。私も購入して早々に引っ掛けて傷をつけてしまいました。お店で交換することもできますが画面の交換は非常に高価で、調べると19,800円もします(参考)。



Apple Storeではさらに高額です…
画面が傷つくと見た目としても汚くなりますし、見にくくなったりタッチの反応が悪くなりますので、そうならないようカバーをつけることを推奨します。購入の際にはお持ちの形式やサイズをよく確認してください。
こちらもいいですが、百円ショップでもカバーは売っています。
ベルトも正規品のものだとやや心配…
ベルトの付け替えも推奨します。Apple Watchについているベルトは特殊な付け方をしています。普段生活する分には早々外れることはないですが、山に行くとなると万が一にも外れてしまわないように、しっかり固定できるベルトを購入しましょう。



正規品は何度か外れて落としたことがあります。
こちらのようなバンドであればしっかり固定できるので安心して持っていくことができます。
Apple Watchの最適使用温度は0℃〜35℃
Apple Watchはスマホと同じような電気製品ですので、最適に使用される温度が設定されています。公式の説明によれば、快適に使用できる温度は0℃〜35℃。つまり0℃以下になるとバッテリーの持ちが悪くなったり、不具合が生じる可能性が出てきます。
氷点下の世界が当たり前であるような雪山ではApple Watchの使用はおすすめできません。
本格的に登山する人なら「SUUNTO 9 PEAK PRO」


雪山にもハードに取り組む方にはスントの「SUUNTO 9 PEAK PRO」をおすすめします。おすすめする理由は以下の6つです。
やはり特筆すべきは正常に動作する範囲が非常に広いということです。氷点下でも正常に動作し、バッテリの持ちがGPS使用でも最低40時間は保つというのは非常に嬉しいですね。
そのほかトレーニングに関しては心拍数表示から推奨ルート提示など、日々のトレーニングを補佐してくれる機能がたくさんついています。
Amazonで59,950円(2025/02/16現在)と決して安くはないですが、長期間使うものと考えたら決して高い買い物ではないと思います。(こちらもリセールバリューは高いです)
まとめ
いかがでしたか?今回は登山ウォッチとしてのApple Watchをご紹介しました。一昔前では登山用の時計は標高やGPS機能がつくだけで非常に高額な、手に届きにくい代物でした。
最近ではApple Watchのおかげでそうした性能が標準装備となり、そのほかの登山時計もずいぶん高性能+安価なものが増えました。技術が発展するとともに高性能なものが手に入りやすくなってきていますね。



使えるものは使い倒して安全に登山を楽しもう!
今度は詳しくそのほかの登山時計についても調べてみたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました!
このほかにも登山に役立つ記事がたくさんありますので、ぜひほかの記事もご覧ください!
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