冬の車中泊に使える!電力消費の少ない電気毛布がおすすめ

こんにちはkurosaikiです。

冬の車中泊では、寒さをしのぐ暖房器具の準備は欠かせません。エンジンを切った後5時間後には外気温とほとんど変わらない温度になります。

そこでおすすめなのが、電気毛布です。電気毛布は暖房器具の中で最も電力を使いません。手持ちのバッテリーを用意すれば寝ている間、体を暖かくして寝ることができます。

今回はスマホ用バッテリーで使える電気毛布や、ポータブル電源を使った電気毛布についてそれぞれおすすめをご紹介していきます。

サイキ

何も対策しないと車の中で凍えてしまいます!

目次

冬の車中泊は対策なしで無事に寝ることはできない

夜間車内は想像以上に冷える

春〜秋の間は暖房器具など考えなくてもマットと寝袋があればなんとかなりますが、冬はそうはいきません。外が氷点下なら、車内も5時間後には外とほとんど変わらない温度になってしまいます。

詳しくは過去の記事「【冬の車中泊まとめ】真冬の車中でしっかり体を休める5つの方法」で述べておりますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

冬の車中泊で電気毛布をおすすめする理由5選

https://twitter.com/swish0417t/status/1462031479358124033?s=21

冬の車中泊で電気毛布をおすすめする理由は主に以下の5つです。

・電力が暖房器具で最も低い
・一酸化中毒の心配がない
・火事の心配がない
・使わない時はコンパクトにできる
・価格が安い

電力が暖房器具で最も低い

サイキ

電気毛布だとどれだけ電力消費が低いの?

下記のグラフは「dマーケット」様のページにある暖房器具の消費電力を比較したグラフです。

車内で使える暖房器具の中で最も消費電力が低い
引用:dマーケットより

ガスファンヒーターは車内で使えるものではないので、除いて考えると明らかに消費電力が低いことがわかりますね。

一酸化中毒の心配がない、火事の心配がない

火を使うような方法で暖を取ろうとすると当然心配なのが一酸化中毒です。一酸化中毒は一酸化炭素が空気中の0.32%以上を占めるようになると死に至る危険が出てきます。

サイキ

車内では締め切っての火気は厳禁!必ず換気して!

電気毛布でも車中泊する際には多少の換気はしたほうが良いですが、そのほかの暖房器具ほど心配する必要はありません。
※電気毛布でも使い方次第では火災に発展する場合はあります。(コードの断線など)

使わない時は畳んで収納

決して広くない車内はできる限り広く使いたいもの。電気毛布を車内に積んでおいて、必要に応じて使用できるのも電気毛布ならではです。
おくとかさばる暖房器具も多くある中で、電気毛布はスペース的にもコスパが良い車中泊道具です。

価格が安い

電気毛布は一般に2,000円〜5,000円程度で購入することができます。他のヒーターなどを設置することに比べれば余程気軽に準備できますね。値段的にもコスパに優れています。
性能がいいものを使おうとするとポータブル電源が必要になりますが、それでも8時間使うのに高スペックのポータブル電源は必要ありません。

サイキ

めんどくさいことをしなくても、電気毛布なら手軽に防寒できます!

電気毛布のデメリット

電気毛布はメリットも多いですが、なんでもできるというわけではありません。電気毛布を使用することで発生するデメリットは以下の2つです。

・車内全体が暖かくなるわけではない
・広い範囲を暖めるならポータブル電源が必要

車内全体が暖かくなるわけではない

電気毛布は接している体を温めるものですから、これ自体に車内を暖かくする性能はありません。しかし、寝るときに体を温めるのであれば、寝袋の中に入れるだけですから、問題にはなりません。
そもそも車内の温度は非常に外気温に影響を受けやすいものです。運転中にエアコンをつけるのとは違って、停車中に気温を一定にするのには基本的に大きなエネルギーを必要とします。低予算で車中泊を快適にするのであれば、発想を転換させる必要があります。

サイキ

ブランケットタイプなら、体にかけて使うこともできるよ!

広い範囲をカバーするにはポータブル電源が必要

スマホ用のモバイルバッテリーで使用できる電気毛布は、その出力の面から、一部分を温める機能になってしまいます。全体が暖かくなる電気毛布を使用するにはどうしても出力のあるポータブル電源が必要です。
それでも、大容量の高スペックポータブル電源は必要ありません。もっとも安価な200Whくらいのポータブル電源で一晩くらいなら十分体を温めることができます。

Bluettiのポータブル電源EB3Aは、低予算で広範囲な電気機器が使えるおすすめのポータブル電源です。私もコーヒーを作ったり、電気毛布で一晩使っても十分持ちました!

あわせて読みたい
Bluettiのポータブル電源「EB3A」で車中泊とワーケーションを試してみた! 寒い時でも暑い時でも車で快適に過ごすのにポータブル電源は欠かせません。しかし、ポータブル電源は種類が多く、どれを選べばいいのか非常に難しいものです。容量がそ...

車中泊で使う電気毛布の選び方3選

車中泊で使う電気毛布を選ぶにあたって、主な基準になるのは以下の3つです。

・どのくらいの電力で使えるか
・洗えるかどうか
・温度調節できるか

どのくらいの電力で使えるか

電気毛布はUSB電源で動くタイプのものと、家庭用AC電源で動くタイプとがあります。USB電源で動くものは、2A/5V程度の電力で使えますので、モバイルバッテリーでも使用できます。

家庭用AC電源で使用するものは大体電力を50W程度使用しますので、ポータブル電源が必要になります。

洗えるかどうか

電気毛布も直接家庭で洗えるものとそうでないものがあります。洗えるかどうかもあらかじめ確認しておきましょう。特に清潔感が気になる方は忘れずにチェックしましょう。

温度調節できるかどうか

電気毛布を使用すると暑すぎることもありますので、温度調節できるものの方が使い勝手が良いでしょう。ポータブルバッテリーで使用できるものでも温度調節できるものもあります。

サイキ

ポータブル電源を使うなら、家にある電気毛布でも大丈夫!

モバイルバッテリーで使用できる電気毛布

モバイルバッテリーで使用する電気毛布は消費電力が2A/5V程度のもので、USBから電源が取れるタイプのものを選びましょう。

モバイルバッテリーは20000mAh以上のものを

2A/5Vの電気毛布の場合、20000mAhのバッテリーであれば、フル充電であれば10時間もつ計算になります。バッテリーを選ぶ際は、20000mAh以上のものを選びましょう。

ポータブル電源があれば、電気毛布以外の使い道も

多少値ははりますが、ポータブル電源があれば家庭用の電気毛布を使用することもできます。自宅にある電気毛布をそのまま使ってもよし、車内用に購入してもよしです。こちらの電気毛布の使用電気量は40Wです。

ポータブル電源は最低でも400Wh以上のものを

50W使用する電気毛布の場合、400Whであれば6時間以上使用できます。700Whであれば、11時間は使用できる計算になります。使用時間の計算の仕方はこちら
電気毛布はずっと電気を使用するわけではなく、発熱する際に電気を使用するので必ずしもこの計算通りというわけではありません。もっと電源が持つ可能性もあります。

多いに越したことはないので700Wh以上あれば、温かいコーヒーを飲んだりと別の用途にも使えますが、なかなか高額な買い物となります。

まとめ

いかがでしたか?これからスキーの時期に入りますが、最近ではスキー場付近で車中泊して朝早くから遊ぶ人も増えているようです。また車中泊は色々なところで宿泊できること自体が楽しいものですよね。

冬の車中泊についてのまとめ記事もありますので、合わせてぜひご覧ください!

【冬の車中泊まとめ】真冬の車中でしっかり体を休める5つの方法

サイキ

冬の車中泊には凍えないように電気毛布を持っていこう!

にほんブログ村 アウトドアブログへ にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次