こんにちはkurosaikiです。
冬の車中泊では、寒さをしのぐ暖房器具の準備は欠かせません。エンジンを切った後5時間後には外気温とほとんど変わらない温度になります。
そこでおすすめなのが、電気毛布です。電気毛布は暖房器具の中で最も電力を使いません。手持ちのバッテリーを用意すれば寝ている間、体を暖かくして寝ることができます。
今回はスマホ用バッテリーで使える電気毛布や、ポータブル電源を使った電気毛布についてそれぞれおすすめをご紹介していきます。

何も対策しないと車の中で凍えちゃうよ!
冬の車中泊は対策なしで無事に寝ることはできない

春〜秋の間は暖房器具など考えなくてもマットと寝袋があればなんとかなりますが、冬はそうはいきません。外が氷点下なら、車内も5時間後には外とほとんど変わらない温度になってしまいます。
詳しくは過去の記事「【冬の車中泊まとめ】真冬の車中でしっかり体を休める5つの方法」で述べておりますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
冬の車中泊で電気毛布をおすすめする理由5選
冬の車中泊で電気毛布をおすすめする理由は主に以下の5つです。
・電力が暖房器具で最も低い
・一酸化中毒の心配がない
・火事の心配がない
・使わない時はコンパクトにできる
・価格が安い
電力が暖房器具で最も低い

電気毛布だとどれだけ電力消費が低いの?
下記のグラフは「dマーケット」様のページにある暖房器具の消費電力を比較したグラフです。
引用:dマーケットより
ガスファンヒーターは車内で使えるものではないので、除いて考えると明らかに消費電力が低いことがわかりますね。
一酸化中毒の心配がない、火事の心配がない
火を使うような方法で暖を取ろうとすると当然心配なのが一酸化中毒です。一酸化中毒は一酸化炭素が空気中の0.32%以上を占めるようになると死に至る危険が出てきます。

車内では締め切っての火気は厳禁!必ず換気して!
使わない時は畳んで収納
決して広くない車内はできる限り広く使いたいもの。電気毛布を車内に積んでおいて、必要に応じて使用できるのも電気毛布ならではです。
価格が安い
電気毛布は一般に2,000円〜5,000円程度で購入することができます。他のヒーターなどを設置することに比べれば余程気軽に準備できますね。

めんどくさいことをしなくても、電気毛布なら手軽に防寒できます!
電気毛布のデメリット
車内全体が暖かくなるわけではない
電気毛布は接している体を温めるものですから、これ自体に車内を暖かくする性能はありません。寝るときに体を温めるのであれば、寝袋の中に入れるだけですから、問題にはなりません。

ブランケットタイプなら、体にかけて使うこともできるよ!
広い範囲をカバーするにはポータブル電源が必要
スマホ用のモバイルバッテリーで使用できる電気毛布は、その出力の面から、一部分を温める機能になってしまいます。全体が暖かくなる電気毛布を使用するにはどうしても出力のあるポータブル電源が必要です。
車中泊で使う電気毛布の選び方3選
車中泊で使う電気毛布を選ぶにあたって、主な基準になるのは以下の3つです。
・どのくらいの電力で使えるか
・洗えるかどうか
・温度調節できるか
どのくらいの電力で使えるか
電気毛布はUSB電源で動くタイプのものと、家庭用AC電源で動くタイプとがあります。
USB電源で動くものは、2A/5V程度の電力で使えますので、モバイルバッテリーでも使用できます。
家庭用AC電源で使用するものは大体電力を50W程度使用しますので、ポータブル電源が必要になります。
洗えるかどうか
電気毛布も直接家庭で洗えるものとそうでないものがあります。洗えるかどうかもあらかじめ確認しておきましょう。
温度調節できるかどうか
電気毛布を使用すると暑すぎることもありますので、温度調節できるものの方が使い勝手が良いでしょう。

ポータブル電源を使うなら、家にある電気毛布でも大丈夫!
モバイルバッテリーで使用できる電気毛布
モバイルバッテリーで使用する電気毛布は消費電力が2A/5V程度のもので、USBから電源が取れるタイプのものを選びましょう。
モバイルバッテリーは20000mAh以上のものを
2A/5Vの電気毛布の場合、20000mAhのバッテリーであれば、フル充電であれば10時間もつ計算になります。バッテリーを選ぶ際は、20000mAh以上のものを選びましょう。
ポータブル電源があれば、電気毛布以外の使い道も
多少値ははりますが、ポータブル電源があれば家庭用の電気毛布を使用することもできます。自宅にある電気毛布をそのまま使ってもよし、車内用に購入してもよしです。
ポータブル電源は最低でも400Wh以上のものを
50W使用する電気毛布の場合、400Whであれば6時間以上使用できます。700Whであれば、11時間は使用できる計算になります。使用時間の計算の仕方はこちら。
700Wh以上あれば、温かいコーヒーを飲んだりと別の用途にも使えそうですね!
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まとめ
いかがでしたか?これからスキーの時期に入りますが、最近ではスキー場付近で車中泊して朝早くから遊ぶ人も増えているようです。また車中泊は色々なところで宿泊できること自体が楽しいものですよね。
冬の車中泊についてのまとめ記事もありますので、合わせてぜひご覧ください!
【冬の車中泊まとめ】真冬の車中でしっかり体を休める5つの方法

冬の車中泊には凍えないように電気毛布を持っていこう!



