軽量&コンパクト!夏山テント泊に最適なシュラフ選びのポイントとおすすめ商品比較ガイド

テント泊の装備を考える際、シュラフの重さとコンパクトさは大きな悩みの種ですよね。特に、長時間の登山や複数日間のテント泊を予定している場合、荷物はなるべく軽量化したいもの。しかし、シュラフはある程度の性能と暖かさが必要なため、どうしてもボリュームと重さが出てしまいがちです。その一方で、軽量かつコンパクトなシュラフを選ぶと、寒さで眠れないなどのリスクもあります。そのため、軽さと性能のバランスを見極めることが重要となります。そこで今回は、夏用のシュラフとしてコンパクトで軽量なものを選ぶためのポイントと、おすすめの商品を紹介します。これからのテント泊がより快適になるような、あなたにぴったりのシュラフ選びの手助けになれば幸いです。 

目次

軽くてコンパクトなシュラフがほしい

山へのパッキング。その一つ一つが冒険の質を左右します。特にテント泊の場合、寝袋、つまりシュラフの選択は重要な要素となります。しかし、大型で重いシュラフを背負って山を登るのは、負担が大きいですよね。そこで注目したいのが、軽くてコンパクトなシュラフです。

このタイプのシュラフは、その名の通り、重量が軽く、収納時のサイズも小さいため、テント泊を軽快に楽しむことができます。背中の重荷が軽減されることで、足取りも軽くなり、より楽しく、より遠くへと冒険を広げることが可能になります。

そして、シュラフを軽量化・コンパクト化することで得られるもう一つのメリットは、パッキングの自由度が上がることです。バックパックの中がすっきりすることで、食材や他のアイテムを多めに持っていくことも可能に。ガスストーブで作る豪華なキャンプ食や、山の夜を楽しむための追加のアイテムもこれなら入るかもしれません。

コンパクトなシュラフを持っていくために確認すること

軽量でコンパクトなシュラフの選択にあたり、重要な要素となるのが山で過ごす以下のような「条件」です。

・標高
・季節
・緯度
・天候や結露

ここでは、その条件を明確にするためのポイントをいくつかご紹介します。

宿泊する場所の標高

まず一つ目は、「宿泊する場所の標高」。山の標高が高くなるにつれて気温は下がります。大まかな目安としては、1000m上がるごとに気温が約6℃下がると言われています。このため、3000m規模の高山頂上近くでのテント泊を計画している場合、対応温度の低いシュラフが必要になります。一方、2000m以下の低〜中高山であれば、7月〜8月の夏場は気温が10℃以上を保つことが一般的で、ライトなシュラフでも対応可能です。

引用:イスカ

宿泊する季節

次に考慮するのが「宿泊する季節」。登山は季節によって全く異なる魅力を持っていますが、それに伴いシュラフの選択も変わってきます。一般的に最も気温が高いのは7月から9月頃で、この期間ならば対応温度の高いライトなシュラフが最適です。それ以外の季節については、3シーズン対応のシュラフが必要になるでしょう。さらに、雪山ならばインナーシュラフやシュラフカバー、もしくはより高性能のシュラフが必要になってきます。

緯度

さらに注意すべきは、「北へ行くほど気温が下がる」という事実。たとえ真夏であっても、大雪山など北海道の山では、0℃まで対応できるシュラフが必要となるでしょう。

下の表は緯度と最低気温の関係を表したチャートです。北海道にある大雪山は標高2290mですが、それでもだいぶ気温が低いことがわかります。

引用:モンベル

天候や結露

また、「シュラフが濡れないようにする」配慮も重要です。悪天候やテント内の結露、あるいはテントそのものの防水性能など、シュラフが濡れてしまうリスクは山では常に存在します。その対策として、移動中はドライバッグやビニール袋などで防水加工を施したり雨対策をしっかりと行い、テント内で就寝する際にはある程度換気をしたり、端に寄らないようにしましょう。

最適なシュラフは各メーカーの表を参考に

「シュラフの種類と性能を理解する」といっても各メーカーでさまざまなシュラフが多く製造されており、なかなか比較が難しいものです。

基本的には−5℃程度まで耐えられるものであれば、雪山でもなければそんなに心配するものでもありませんが、夏山むけに特に軽いシュラフを考えるならば、少なくとも「下限温度」については確認してから購入を決めると良いでしょう。

シュラフの性能は、大きく分けて「使用温度」、「重量」、「素材」の三つで分けられます。使用温度が下がるほど、シュラフは重く大きくなり、ダウンを多く使用するほど価格も高くなります。

下の表はモンベルのシュラフ使用温度対応表です。

引用:モンベル

最適なシュラフを選ぶために、各メーカーで使用する温度や環境に合わせて選べるよう表を作成していますので、そうした表を確認すると感心して購入することができます。

コンパクトなシュラフの情報を集めてみました

これからご紹介するのは、3つのコンパクトなシュラフの詳細です。それぞれの商品はサイズ、下限温度、重量、価格といった点で異なる特徴を持っています。自分の山行スタイルや予算に合わせて選んでみてください。

商品名収納サイズ下限温度重量メーカー価格
イスカ エアドライト14010×188℃300g19,800円
モンベル シームレスダウンハガー800#512×243℃441g29,700円
ナンガ ミニマスリム ゼロ13×200℃(想定使用温度)325g38,500円

イスカ エアドライト140

まずご紹介するのはイスカのエアドライト140。このシュラフは紹介する中で最もコンパクトで、かつコスパが良いという特徴を持っています。収納サイズは10×18cm、重量はわずか300gという軽さです。ただし、その反面下限温度は8℃と、一番高いものとなっています。そのため、使用する際には標高や天候など環境を判断して使用することが必要です。メーカー価格は19,800円となっています。

モンベル シームレスダウンハガー800#

次にご紹介するのはモンベルのシームレスダウンハガー800#5。このシュラフの下限温度は3℃と低めに設定されており、ある程度標高が高い場所でも安心して使用することができます。また、撥水加工もされているため、急な雨や結露などによる濡れにも強いという特徴があります。収納サイズは12×24cm、重量は441gと、それなりにコンパクトで軽量な作りになっています。メーカー価格は29,700円です。

ナンガ ミニマスリム ゼロ

最後にご紹介するのはナンガのミニマスリムゼロ。このシュラフは、予算に余裕がある方におすすめの一品です。使用想定温度が0℃まで対応できるという高性能でありながら、収納サイズは13×20cm、重量は325gという超軽量で、非常にコンパクトに収納できます。これらの特徴から、このシュラフはコンパクトさと高性能を両立した究極の一品と言えるでしょう。メーカー価格は38,500円です。

これら3つの商品は、そのコンパクトさと高性能から、山行の選択肢を広げてくれます。自分のニーズや予算に合わせて、最適なシュラフを選び、より楽しく、より安全な山行を楽しんでください。

寒さや濡れが心配ならシュラフカバーを用意する手も

引用:イスカ

シュラフ選びだけでなく、さらなる安心感を得たい方にはシュラフカバーの使用をおすすめします。シュラフカバーの主な役割は、シュラフを濡れから守り、防寒性を高めることです。例えば、テント内での結露や、雨漏りなどによりシュラフが濡れると、その保温性は大きく低下します。また、冷気を直接シュラフに伝えずに遮断することで、より暖かく快適な睡眠環境を作り出すことが可能になります。

予算に余裕があればゴアテックス性のものがおすすめ

予算に余裕がある方は、ゴアテックス製のシュラフカバーを選ぶことも一つの手です。ゴアテックスは、防水性と透湿性を兼ね備えた素材で、雨や結露からシュラフを守りつつ、中の湿気は外に逃がすことができます。これにより、シュラフ内部が蒸れることなく、より快適な睡眠を得ることができます。

まとめ

登山やテント泊をより楽しみ、快適に過ごすために軽くてコンパクトなシュラフは大きく貢献してくれます。標高や季節、北に行くほどの気温の低下など、さまざまな要素を考慮に入れて最適なシュラフを選びましょう。さらに防水加工をしたシュラフカバーを用意することで、シュラフが濡れる心配を減らし、より暖かく快適な睡眠環境を作り出すことができます。この記事で紹介したシュラフを検討してみてください。

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