こんにちはkurosaikiです。今日は登山中の服装について初心者の方向けに簡単に説明をしながら、私なりのチョイスを皆様にご紹介したいと思います。服装ひとつで山の中での快適さはずいぶん変わりますし、時と場合によっては身を守ることにもつながります。
とは言っても高尾山みたいな低山あたりであれば、普段着でもそんなに困ることはないと思いますが、中程度の山や先々高山にも目指してみようと思ったら、登山用の服を徐々に揃えていって欲しいです!
基本は3層で考える
登山中の服装は主に肌着、防寒着、アウターの3層で考えます。この3種類を基本に山中では脱ぎ着して体温調節をします。
なぜ3層なのか
なんで重ね着するの?と初めに思われた方もいるかもしれませんので、ここから説明しますね。
まず、登山中は結構暑いんです。汗も多くかきますので、歩き始めはいろいろ着込んでいても、多分すぐ脱ぐことになると思います。私は大体30分くらい経つと、一度立ち止まって、上に着ているものを脱ぎます。
逆に山頂付近では寒いんです。強い風が体にビシビシあたり、濡れたシャツが冷たく体に張り付いて、体温がガンガン下がるのを感じます。夏でもしばらく山頂にいると寒くて体がガクガクしてきます。
それを我慢して歩くのは逆に良くないです。暑かったら脱いで身体を冷ます。寒かったら着て、体温が冷えるのを防ぐ。と言ったことが大切です。(登山は我慢してはいけません)
つまりその時の状況に応じて、服装を変化させていくために重ね着であることが必要なのです。
肌着
肌着は体に一番近い服です。ですので登山中は汗を一番吸収するんですね。なので、乾きにくいシャツだと身体を冷やしてしまうし、それでも汗をしっかり吸ってくれるような肌着が必要です。化学繊維100%のものを私は大体選んでいます。
化学繊維のものであれば、特に登山用品でなくても、以下の商品のようにいろいろとお手頃な値段の商品がありますので、あちこち探しながら揃えています。
ちなみに私はすごく汗をかくので、予備の肌着も持っていっています。もし濡れたままだと、全く眠れないですし、全く体が休まらないんですよ。自分汗多いかも…という方は余計に持っていった方が無難かもしれません。
ちなみに綿製品ですと、汗は吸収しますがまったく乾かないので、大量に予備の着替えを持っていくことになります。ご注意ください。
防寒着(ミドルレイヤー)
かっこよくいうとミドルレイヤー、もしくは中間着、私は防寒着といっています。主に山頂やテント場、宿泊地について汗が引いたら着るイメージです。できれば薄めの保温性の高いものを用意しておくと良いでしょう。
素材は綿と化学繊維が混じっているもので、脱ぎ着しやすいものが良いでしょう。
アウター
アウターレイヤー、雨具、レインウェアともいいます。一番外側に着るものです。主に強い風や雨から体が濡れるのを防ぎます。冬山ですと、もう少し厚くて硬いハードシェルという服もあります。
主に登山中の急な雨や山頂、尾根付近に強い風から身を守ってくれる服です。当然夏でも必要ですが、登山用品店で買うとすごく高かったりします。とても重要な装備ですが、ちゃんとしたものを買うとすごく高価なので、初めのうちはワークマンなどで揃えてもいいと思います。
選ぶ条件としては、防水性、耐水性、透湿性、換気性能ですね。登山中に強い雨が降った時でも、雨風から濡れるのを防ぐと同時に体が蒸れて汗でびちょびちょになるのを防いでくれるものがいいです。せっかく雨から身を守っても、服の中がサウナじゃ意味ありません。
また、雨具は上下別になっていて、下のズボンは足首付近が開けるものだと尚良いです。ほとんど上しか使いませんが、状況によっては、下も履くことになります。その時靴を履いたまま履けるかどうかが重要なポイントとなります。
さらに登山を続けていくようでしたら、本格的なレインウエアを揃えていってもいいのではないでしょうか。
靴下
それと忘れてはいけないのが厚手の靴下です。靴下は登山中大事な足を地面からの衝撃から守ってくれるのと同時に、靴と足が擦れることを防いでくれます。
普段の薄手の靴下では、靴の中で滑ったり、かかとやつま先を痛めたりしてしまいますので、登山に行く際には厚手の靴下を必ず履いていきましょう。
ぜひ、下記のような靴下を持っていないようでしたら必ず用意してください。
それとここではかきませんでしたが、登山靴も重要な服装の一つです。登山靴は以下の記事で説明しておりますので、ぜひこちらも参考にしてください。
まとめ
いかがでしょうか?今回は登山中の服装について解説しました。以前は山用品というと限られた店で、しかもとても高い印象でしたが、最近はワークマンなどでも低価で買えるし、性能も向上してきたと感じます。
それでもやっぱり続けるようでしたら登山用品専門店で購入することをお勧めします。
快適に楽しく安全な登山にするためにも、服装を揃えて登山に行ってくださいね!
ありがとうございました。
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