みなさんこんにちはサイキです。
今年もワークマンの秋冬新作発表会にお邪魔してきました。その中で今回も登山向けの商品がめちゃくちゃ増えていたので早めに皆様にご紹介していこうと思います。増えていた…というより登山(トレッキング)シリーズとしてこれからも新作が増えていくことに期待が持てそうな発表会でした。それと運良く、このブログにぴったりなイベントにも参加できたのでそれらも簡単にご紹介していきます。
動画も作成しました!こちらもよろしくお願いいたします。
【ワークマン】2024秋冬おすすめをご紹介!
それではここからはワークマンの2024年秋冬物のおすすめ商品をご紹介していきます。もちろんこのブログの趣旨の通り、登山に使えそうなコスパの良いものばかりです。是非最後までお読みください。また後日この記事の内容はYoutubeでもご紹介していく予定です!
やっと出た!登山向けメリノウール靴下!
毎年メリノウールの靴下を紹介するたびに、もっと厚手でクッション性のある登山向けの靴下が出たらいいなあって思っていたんですよ。そしたら今年はついに出ました。その名も「17239 メリノウールトレイルレギュラー先丸」です。登山にも使えるように底面にはグリップ力がつき、破れにくい補強がなされています。
メリノウールは調温性、速乾、吸汗性能など山登りには必須の機能が盛り込まれた素材なので、これで登山用靴下が出たことは非常に嬉しいです。ちなみにこちらの商品、ワークマンなど店舗でのみの取り扱いとなります。オンラインでは出てきませんので要注意です。価格は980円(税込)です。
その他にもメリノウール商品は登山と相性がいい
靴下以外のメリノウール商品、定番のものは引き続きおすすめです。特にインナーは冬山でも汗をかく登山にはメリノウールは最適です。今年新作の「11497 トレッキングメリノ長袖ハーフジップ」はメリノウール100%使用で、肌触りも良く登山に適したインナーと言えると思います。価格は2900円(税込)です。
その他にもパンツやタイツ、ネックウォーマー、グローブなど体に接着する部分についてはメリノウール商品が多く展開されているので、今ちょうどいいものがない方はこれを機会にメリノウールで固めても良いのでは。メリノウールは最近では他のメーカーでも出てきていますが、これくらいの金額で購入できるのはワークマンくらいです。
この時お話しした担当さんは「安くなる時期にまとめて購入しているんです」と自信満々でしたので、今後もワークマンのメリノウールには期待大です。
ミドルウェアとして最適なフリース!
フリースは秋冬の登山では必需品とも言える重要なウェアです。でもなかなかちょうどいいものって巡り合わないんですよねえ。登山用のものでないとすぐ汗がこもってしまうし、ワークマンで探しても種類が多すぎてフリースを見るだけで30分くらいかかってしまいます。
今回フリースとして一番最適ではないかと選んだがこれ、「22217 ブロックフリース裏アルミジャケット」です。厚みは寒い期間はミドルウェアとして、涼しい期間ではアウターとしても使えそうなちょうどいい具合で、裏面が裏アルミで加工されているため非常に暖かそうです。山小屋などで過ごす際にも使えそうな一品です。価格は1900円(税込)。
この秋から店舗でも販売!4500円の本格登山靴
今年の春からワークマン女子などでは販売が始まっていたワークマン初の高コスパ登山靴「53579 トレックシューズアジム」。この秋から通常のワークマンなどでも発売されることになりました。早めに押さえておきたい方はオンラインでも購入できます(引き取りは店舗ですが)。私も実際にこの靴で大菩薩嶺を歩いてみましたが、今まで履いていた登山靴と比べてほとんど遜色を感じない出来栄えでした。むしろ軽く感じるくらいで歩きやすかったです。これで4500円。
耐久性はもうちょっと使っていかないとわかりませんが、日帰りや小屋泊レベルの登山であれば十分使えると思います。いやよくこのレベルのものを5000円以下で販売できるな、と感心しました。
こちらのアジム、踵部分のソールは厚めに作られており、地面からの衝撃を抑えるだけでなく、かなり上の方まで「防水・透湿」素材として定評のあるINAREM素材を使っているので防水性も十分にあります。これで4500円。「お金がないと山にはいけない」という時代でもなくなってきたかな、と感じました。もちろん険しい本格的なアルプス登山や雪山などではきちんとした登山靴を買ってくださいね。
通気性抜群なソフトシェル!上下揃えても5800円!
お次に紹介したいのはこちらの2点。「67598 PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックフーディ」と「67599 PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」。この2点は秋冬の登山で歩行中に着るソフトウェアで、透湿性の高さだけでなくさまざまな「にくい」仕掛けがたくさん施されています。ザックを背負っていても邪魔しないポケットや4箇所のベンチレーションを兼ねた大容量ポケット、袖調整もでき、ホイッスルもついています。さらにポケッタブル!
もちろん上下ともにストレッチ性は高く、足の上下、腕の上下を邪魔しません。これってかなり大事な要素です。その上撥水性能もあり、耐摩耗ですぐに壊れません。この秋はソックスと合わせてこの2つは必ず買おうと思います。ちなみにお値段は上下ともに2900円。機能性が高いソフトウェアなので秋冬の間はこれで山を楽しめます。
性能が多すぎるのでまとめたものが以下の図になります。
防寒性、機能性、透湿性全て◯!スキーにも使えるジャケット!
次にご紹介するのは冬山でもだいぶ暖かそうなこちら。「68533 INAREMプレミアム防水防寒コート」。写真ではやや薄そうに見えますが実際にはかなりもこもこしていて見るからに暖かそうなジャケットです。中綿は「フュージョンダウン」を使用しており、高い保温性能、抗菌、静電防止、消臭機能があります。
表面の耐水圧は20000mm、透湿度は40000g/m2/24hとかなり高性能なこのジャケット。それ以外にも雪のある場所で使用される前提で多くの工夫がされています。実際にスタッフさんがきて見せてくれたので、その写真とともに一部をご紹介します。
まずは裏面のフード調整ダイヤル。手袋をしていても調整が可能です。
両脇のベンチレーションを解放してムレを放出できます。
袖は二重仕様になっていて袖から雪が吹き込むを防ぎます。
ガード付きで下部からの雪の吹き込みを防ぎます。
大型のポケットもついてスマホや財布など色々しまって行動できます。
他にも色々な性能が揃っているのですが、これら込みで7800円です。ワークマンとしては高額な商品の部類ですが、寒い時期でも大いに活躍できるこのジャケットは昨年はあっという間に売り切れたそうです。買いたい方は早めに押さえておきたいですね。
その他にも定番の商品やハットも充実
その他にも気になった商品をいくつかご紹介します。
「15342 INAREM GEAR 防水サファリハット」1900円 防水性が高く、蒸れない帽子
「68540 INAREM プレミアムBAGINトレックフーディー」4900円 ザックごと覆えるアウター
「22501 シンボルフリースクルーネック」1280円 ベースレイヤーの上にも1枚欲しい時にベースレイヤーの1枚として。
今回も登山に使えそうな商品が新たに開発されたと同時に、トレッキング向けとしてまとめられるようになったので、私としてもかなり捗った発表会でした。
2つのイベントでより商品への信頼度が上がった
商品を物色するのとは別にステージでこのブログにも関係するイベントがあったため、そちらにも参加してきました。今回参加したイベントは「メリノウールの秘密」「トレッキングはじめませんか」の2つです。簡単にそちらで話されていたこともご紹介していきます。
メリノウールってメリットが7個もあったとは知らなかった
まず話があったのはメリノウールには5段階のレベルで品質分けがされていること。そのうち上位2レベルのものをワークマンでは使っているそうです。どうりでメリノウールの話をするときスタッフさんが自信満々になる訳だなあ…と納得。ウールなのにチクチクしないのも納得しました。
よくこのブログでも紹介しているメリノウールですが、メリノウールには7つもの利点があることを初めて知りました。しかも加工せずに。一応まとめておくと、
・匂わない(消臭性)
・ベトつかない(吸湿性)
・夏も冬も快適(遮断性)
・汚れにくい(撥水性)
・皺になりにくい(同一性)
・燃えにくい(不燃性)
・地球に優しい(地中に埋めると全て分解される)
こんなに機能があるなんて驚きでした。やっぱりメリノウールは登山に向いた素材だと思いますね。これからもメリノウール推しでいきます。
アンモニア消臭実験では、見事に匂いを断ち切っていました。
登山とブログの大先輩に会えて感激
続いてはアウトドアギアのレビューサイトである「OUTODOOR GEARZINE」を主催している久富さんを交えたトークショーでした。登山でもブログでも私の大先輩に当たる方なので、今回目の前にできて感激もひとしお。
先ほどご紹介した「67598 PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックフーディ」「67599 PREMIUM超撥水ソフトシェルトレックパンツ」の使用感について。ストレッチ性能や数々の山を想定した性能を高く評価されていました。まさに「にくい」工夫がたくさんされているようです。
ちなみにこのジャケット、「超撥水」という撥水技術が使われていて、100回洗濯しても上の画像のように撥水性能が落ちないのだとか。まさに水が走るかのように流れていきました。
「53579 トレックシューズアジム」の解説もされていました。「岩山登るものとは別だが、日帰りや小屋どまりなどの比較的一般的な登山シューズとして考えて欲しい」「足を選ばず足馴染みがいい」「ソールが厚めで衝撃を耐えてくれる」「重い荷物を背負っても、岩上で足元が痛くならない」などなど、むしろ自分と感想が多く一致していたのでここはちょっと安心です。
まとめ
ということで今回はワークマン2024秋冬新作発表会に参加して、おすすめだ!と感じたものをご紹介させていただきました。私なりの感想は以下の3点。
・とりあえずメリノウールで靴下とインナーを揃えたい
・ソフトシェル2点も秋冬の登山に最適な一着になりそう
・寒さ対策にジャケットやフリースも新調したい
2025の春夏は新作発表会がないようなのですが、機会があればワークマンさんに直接取材させていただいたりして。今後も登山にいかせそうな商品を皆さんにご紹介したいと思います。ありがとうございました!