こんにちはサイキです。
電気製品が出先でも使えるポータブル電源を車中泊に持っていけば、より快適な車中泊生活になる…。そう思って調べてみたら、高いものは20万円代の高額なお買い物になるのですね。そこで一人で車中泊する際に最適なポータブル電源はなんだろうかと調べました。
ポータブル電源を一度使い始めると、とても便利でもう手放せないという声が多数あるので、是非とも入手したい！そこで最適なポータブル電源はなんだろうか…と条件を決めてランキングを作成しました！
一人車中泊に最適な仕様とは
ポータブル電源は多種多様で手軽なものから、ファミリー仕様まで多種あります。そこで私は一人車中泊に必要な性能を絞り込んで、ランキングを作成しました。
具体的には以下の項目です。
・電源の容量は700Wh〜1000Wh程度
・少なくとも300W以上のAC電源が利用できる
・価格が80,000円以下程度
・できるだけ安全で早く充電ができる
電源の容量は700Wh〜1000Wh程度
ポータブル電源の容量は200Wh程度から2000Wh程度まで幅広くあります。その中で私は700Wh〜1000Wh程度が一人で車中泊する際には最適だと考えています。もちろん値段と性能のバランスを考慮してのことなので、より良い性能のものが購入できればそれに越したことではありません。
700Wh程度あれば、
・電気毛布が10時間程度使える
・車載冷蔵庫が10時間程度使える（55W程度として）
・スマホや電気調理器具なども同時使用できる
が可能になります。
逆に200Wh程度だと、使用できる電力が少なくて宿泊にはちょっと厳しい性能です。電気毛布を一晩使用するくらいには問題とは思いますが。
またシガーポケット用の充電ケーブルを用意すれば車を運転しながら充電することも可能となります。
少なくとも300W以上のAC電源が利用できる
ポータブル電源での使用できる上限の電力を「定格出力」と言いますが、この定格出力が300W以上程度であればだいぶ多くの電気用品が使用できます。以下は概ね使用できる用品の一覧です。
| 電気製品 | 消費電力 |
| 加湿器 | 10～40ワット |
| 空気清浄機 | 10～70ワット |
| ノートPC | 50～100ワット |
| 電気毛布 | 50～80ワット |
| 冷蔵庫 | 100～300ワット |
| テレビ（液晶） | 100～200ワット |
| 炊飯器 | 100～300ワット |
| 遠赤ヒーター | 250～1100ワット |
| エアコン | 300～3000ワット |
| ハロゲンヒーター | 300～1000ワット |
| こたつ | 300～600ワット |
| パネルヒーター | 400～1200ワット |
| ホットカーペット | 500～800ワット |
正確には使いたい電気用品の必要な電力を調べてくださいね。
でもこれを見れば500Wの定格出力があれば、多くの電気用品が使えますよね。私はこれだけのものが使えたら、車中泊生活が激変します。ただ定格出力が大きくなるほど、早く電力を消費していくことも考慮しないといけません。
蓄電できる電気量と定格出力は基本的に比例する関係であることを押さえておきましょう。
価格が比較的安価
初めに容量を700Wh程度にしたのは価格のこともあります。
最近では700Whだと５万円前後、1000Whですと８万円前後とだいぶリーズナブルな金額になってきました。
700Whでも一人旅にはかなり幅が広がりますが、予算に余裕があれば1000Wh台の大容量も考慮に入れてください。
さらに同時に利用することも考えれば低容量のバッテリーを用意しておくこともおすすめです。
電気毛布やスマホの充電くらいなら低容量（200Wh程度）のものを使い、大容量なバッテリーはドライヤーや電気ケトルの使用に使うようにすればさらに豊かな車中泊が体験できるでしょう。
一人車中泊に最適なポータブル電源ランキング！
ポータブル電源で今人気なのはJackeryとEcoflow。そんな中Ankerの「Solix C1000 Portable Power Station」はバッテリー容量が1000Whクラスの割に８万円前後と比較的安価で人気が高まっておるようです。2023年モデルですが、商品も流通量が多く、代表的なモデルでもあります。
1位 Solix C1000 Portable Power Station
旅行やキャンプをより快適に過ごすために欠かせないアイテムとして、ポータブル電源が注目されています。特に「Solix C1000」は、容量1056Whの高性能で、使い勝手が良く、コストパフォーマンスに優れたモデルです。ここでは、その魅力をご紹介します。
基本スペック
- 容量: 1056Wh（330000mAh）
- バッテリータイプ: リン酸鉄リチウム
- 充電時間: ACコンセントで約90分
- 出力ポート:
- ACポート: 100V、15A、1500W（瞬間最大2000W）
- USB-A、USB-Cポート：各種出力対応
- シガーソケット（DC出力）：12V、10A（最大120W）
- サイズ・重量: 376x267x205 mm・12.9 kg
- カラー: グレー、ベージュ、ブラック、ダークグレー
ユーザーの声
この製品に寄せられた口コミは非常に良好です。「コンパクトで静か」との感想が多く、特に充電が早く、30%から1時間かからず満充電になるとのこと。また、デザインもシンプルで、使い勝手が良いと好評です。特にアウトドアや旅行において、様々なデバイスを同時に充電できる点が便利です。
一方で、最大出力に関してはドライヤーなどを使うには不安が残るという意見もあります。電源が落ちることもあるため、あくまでも容量を考慮して使うことが重要です。しかし、初心者でも扱いやすく、総じて満足されている方が多い印象です。
安全性と静音性
Solix C1000はバッテリーマネージメントシステム（BMS）を搭載しており、過電圧、過充電、過放電、過熱などに対応しています。これにより、安全に使用できる点も大きな魅力です。また、運転中の静音性が高く、周囲への迷惑も少なく、夜間の車中泊でも安心です。
手の届きやすい価格設定（¥79,780）でありながら、必要十分な機能を備えたSolix C1000は、車中泊をより豊かにする頼もしい相棒。アウトドアの多様なシチュエーションで活躍すること間違いなしのオススメ商品です！
2位 Jackery ポータブル電源 1000 New JE-1000D
旅行やアウトドアをさらに快適にするために、頼もしい相棒として選びたいのが「Jackery ポータブル電源 1000 New JE-1000D」です。このモデルは1070Whの大容量と、最速60分での緊急充電に対応しており、使い勝手が高いのが魅力です。これからその特徴をご紹介します。
基本スペック
- 容量: 1070Wh
- 充電時間: 最速60分
- 出力ポート:
- AC出力
- USB-C、USB-Aポート
- DC出力（シガーソケット部分は別売り）
- サイズ・重量: 軽量で持ち運びに便利
ユーザーの声
多くのユーザーからは、「使いやすさ」と「充電の早さ」が特に高評価を受けています。電源ケーブルのデッカい箱が内蔵され、取り回しが良くなった点も好評です。また、扇風機を長時間使用できる駆動時間も安心材料の一つです。
デザインに関しては、特に新しいものではありませんが、シンプルで悪くはないとの評価が多いです。ライト機能が追加されたことで、暗い場所での作業も助かると好評を得ています。
安全性と静音性
リン酸鉄リチウムを使用しているため、安全性に優れているとの声も多く聞かれます。また、運転中の静音性も高く、周囲に迷惑をかけることも少ないのが魅力です。
充電の利便性
ただし、このモデルは充電用のシガーアダプターが付属していないため、別途購入が必要です。車載充電を考えている方は、その点を考慮しておきましょう。
Jackeryポータブル電源 1000 New JE-1000Dは、電力供給の心配をせずにアウトドアを楽しみたい方に最適な選択です。特に災害対策としても優れた性能を持っており、キャンプや車中泊、そして非常時でも安心して利用できます。コストパフォーマンスの高い商品で、¥76,890という価格も手の届きやすいポイントです。
3位 Solix C300 Portable Power Station
アウトドアや非常時の電源確保に優れた「Solix C300 ポータブル電源」。コンパクトなサイズながら、288Whの大容量を持ち、様々なデバイスへの充電をサポートします。このモデルがどのように便利かを見ていきましょう。
基本スペック
- 容量: 288Wh（90000mAh）
- 充電時間: ACコンセントで約68分
- 出力ポート:
- AC出力: 最大300W（瞬間最大600W）
- USBポート: USB-A、USB-C（複数）やシガーソケット
- サイズ・重量: 164x240x161 mm・4.1 kg
- カラー: ブラック、ダークグレー
ユーザーの声
ユーザーからは、「コンパクトで軽量なのに大容量」という声が多く寄せられています。スマートフォンやタブレット、ノートPC、小型家電などを同時に充電できるため、特にキャンプや車中泊での使用において重宝されています。また、堅牢なボディは耐久性が高く、安心して持ち運べる点も魅力です。
ただし、シガーソケット充電ケーブルが付属していないのが少し残念との声もありますが、自宅や外出先でAC電源やソーラーパネルを使って充電できるため便利に活用されています。
安全性と機能
Solix C300は、過電圧や過充電、過放電、過熱、高温、低温などに対応したバッテリーマネージメントシステム（BMS）を搭載しています。これにより、安全に使用できる点も多くのユーザーに評価されています。また、LEDライトが搭載されており、暗い場所での作業にも役立ちます。
最安価格が¥23,990という手頃な価格でありながら、機能と性能が充実したSolix C300は、アウトドアや非常時の電源として心強いパートナーです。軽量なので持ち運びも簡単で、どんなシーンでも利用しやすい設計です。
4位 EcoFlow DELTA 3 Plus
アウトドアや災害時に頼れるパートナーとしてお勧めしたいのが「EcoFlow DELTA 3 Plus」。1024Whの大容量と多機能性を兼ね備え、安心して使えるポータブル電源です。ここではその魅力を詳しく紹介します。
基本スペック
- 容量: 1024Wh（20000mAh）
- 充電時間: ACで約56分
- 電池種類: リン酸鉄リチウム
- 出力波形: 正弦波
- 防水性能: IP65
- バッテリーマネージメントシステム: 過電圧、過負荷、過熱、短絡など、多数の保護機能を搭載
- 出力ポート:
- AC出力: 最大1500W（サージ3000W）、X-Boost機能で2000W
- USBポート: USB-A、USB-C（合計352W）
- DC出力およびシガーソケット
- 重量: 12.5 kg
- カラー: グレー系
ユーザーの声
多くのユーザーが「デザインや機能に満足している」と答えています。特に、防水性能や充電の速さが高評価を受けており、災害時などの緊急補助電源として非常に安心感があります。スマートフォンでの設定も簡単で、直感的に使用できることから、高齢者でも扱いやすいとの声もあります。
また、電子レンジなどの高出力機器にもしっかり対応できる点が、多くのユーザーに安心感を与えています。災害対策として考えている方が多い中、太陽光発電との組み合わせも口コミで期待されています。
安全性と機能
リン酸鉄リチウムバッテリーを使用し、高い安全性を誇ります。さらに、UPS（無停電電源装置）に対応しているため、電源供給が途切れる心配もありません。この機能は、例えばオフィスや自宅で重要なデータを扱う際に非常に役立ちます。
最安価格が¥89,760と、他のポータブル電源に比べて若干高めですが、その分の性能と安心感を備えています。災害時に備えるだけでなく、キャンプや車中泊でも幅広く用途があるため、コストパフォーマンスは抜群です。
まとめ
いかがでしたか？
今回の記事では一人で車中泊をするためのポータブル電源ランキングをご紹介しました。
ポータブル電源はとても便利なアイテムですが、安い買い物ではないのでどんな車中泊をしたいのか想定しながら、それにあった容量、機能を選びましょう。
私の場合は一人で、そこまで高いものは必要なかったので容量1000Whという結論になりました。
皆さんもポータブル電源を入手して、快適な車中泊をお楽しみください！
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