こんにちは山いろブログのサイキです。
今回は登山で持っていく必要がありつつも場所をとりがちなヘルメットですが、折り畳めてコンパクトになるヘルメットを見つけました!
この記事ではヘルメットの収納に困っている方のために折りたたみヘルメットである、エーデルリッド社のマディーロについてご紹介しています。
ヘルメットってパッキングの時に困るんですよねえ…。
いつもパッキングに悩むヘルメットがコンパクトにしまえるのは嬉しいですねぇ!
ENとUIAAという安全基準を満たしている
コンパクトに折り畳めるというと安全基準をきちんと満たしているのか心配になりますが、マディーロはEN12492(ヨーロッパ規格)とUIAA(国際山岳連盟規格)の2つに合格しています。UIAAの方がどちらかというと厳しい規格なのですが、きちんと合格しているので折り畳めるから弱いということはなさそうです。
登山に行く時にはヘルメットを必ず持っていく
もしもの時頭部を守ってくれるのがヘルメット。滑落、落石、噴火…いずれもあたりどころが悪ければ命を失うこと人にもつながりかねません。
元に長野県のHPには遭難事故に遭った四人に一人の割合で頭部に怪我を負う事故に遭っていることが書かれています。ヘルメットがあるかないかでその後の人生が変わるかもしれません。
とはいえかさばるヘルメットを持って行かない人も多い
そんな万が一の事故に備えると言ってもなかなかザックの中にうまくパッキングできないのがヘルメット。形状も丸っこいので他のものが入れにくい…これ一つ入れるのにだいぶ悩んでしまいますよね。
実際ヤマケイオンラインが2014年に行ったアンケートではヘルメットを所持しているのは登山者全体の44%という結果でした。8年以上前のアンケートなので、今ではもっと多くの人が持っていると思いたいですが、少ないですね…。
実際、私もアルプスに行くならまだしも、近くの山なら別にいいかと思ってしまいます。
「かさばる」というのはヘルメットを持っていくことの最大のデメリットです。
それがこのマディーロなら、コンパクトにしまえるのでパッキングにも困りません。購入した人のコメントの中にはザックの雨蓋にもしまえるそうです。欲しい!
外付けでの収納は危険も多い
最初にもパッキングに困るという話を書きましたが、ザックの中に入らない場合には外付けして登ることもあります。
しかし山の中は色々な障害物があります。特に張り出した木の枝などにザックが引っ掛かることもありますので、これに外に飛び出たヘルメットが引っ掛かると転倒の危険性もあるわけです。
できる限りヘルメットはザックの中にしっかりとしまうことが理想です。
通気性もあり、サイズ調整もできる
その他ヘルメットを選ぶときに心配なのが、ヘルメットの中が蒸れるということと自分の頭にフィットするのかということ。
マディーロは頭頂部に通気孔があり、通気性が確保されています。
またサイズの調整は側頭部でサイズ調整が可能で、さらに頭が小さめの方のために厚めのパットに変えることも可能です。
唯一の弱点は重量か
そんなマディーロは重量390gということで、軽量化されているヘルメットに比べればやや重めという弱点があります。
同じエーデルリッド社のシールドⅡは同社の最軽量ヘルメットで、重量は274gという軽さです。もちろんマディーロのようにコンパクトにはなりませんが、コンパクトさよりも重さが優先である方にはこちらの方がおすすめです。
さらに蒸れを防止するためにインナーも
通気性があるマディーロですが、それでもヘルメットの蒸れが気になる場合にはヘルメットのインナーも購入するといいですね。
ヘルメットインナーキャップの主な目的は汗を吸い取ったり、蒸れを防止したり、気になる匂いを防止することです。夏場はどんなに防止しても蒸れてしまうので、冷感インナーなど買っておくと気持ちよく山登りに専念できますね。
夏場はヘルメットの中がぐっしょりしますので、必需品かも。
どうしても外付けする場合にはヘルメットホルダーを
もしヘルメットを外付けして山に入る必要があるのであれば、ヘルメットホルダーをつけることをおすすめします。
ヘルメットをザックの側面にぶらぶらさせて歩くのはとても危険ですので、ザックの背面にヘルメットホルダーをつけてしっかり固定するようにしましょう。
ミレーのヘルメットホルダーは4つのフックをザックのベルトなどに引っ掛けるだけで固定できます。
時々ザックにぶらぶら荷物をぶら下げている人がいるとヒヤヒヤします!
まとめ
いかがでしたか?今回は折りたたみできるヘルメットが気になって記事にしてみました。
思った以上にコンパクトになるらしく、是非とも欲しいという気持ちになります。
購入した人のコメントもどれも高評価で、思った以上にいい商品であることが伺えます。個人的にはしまった時の形がダイオウグソクムシにそっくり、というのがツボでした(笑)!
まだヘルメットを購入していない方はぜひヘルメットを準備してから山に入るようにしましょう!