登山椅子で休憩が変わる!メリットと選び方

登山では、美しい景色を楽しみながら快適な休憩を取ることが大切です。軽量で持ち運び可能な椅子は、山頂でのランチやテント泊の夜など、快適な体験をさらに向上させるキーアイテムです。

しかし、この椅子の持ち運びは、その利点とともに荷物の重さや利用コストを考慮する必要があります。本記事では、登山用の椅子の選び方や、メリットとデメリット、そしてお勧めの製品について探ります。

目次

登山で椅子があることのメリット

都合よく椅子があることはほとんどない
都合よく椅子があることはほとんどない
椅子を持っていくメリット

・どこでも休憩できる
・快適に滞在できる
・体への負担が減る

登山で椅子を持っていくことのメリットは、想像以上に多くあります。最も顕著なのは、どのような場所でも自分の快適な休憩スペースを確保できる点です。山頂でのパノラマビューを堪能する際や、静かな森の中で気分をリフレッシュする時に、地面に座るのとは異なる、リラックス感を楽しめます。

また、長時間の滞在が快適になるため、山の美しさを存分に味わいつつ、心身ともにリフレッシュできます。テントを使った宿泊をする場合には、自然を味わいながらのんびりと休養を取ることができます。

地面に直接座る必要がないので、体への負担も減ります。

これらの点を鑑みると、登山に椅子を持参することは、単に座るためだけではなく、より登山を楽しみ、味わうのに必要なギアということもできます。

登山椅子は本当にいらないのか?

逆に椅子を持っていくことのデメリットを考えると以下のようになります。

椅子を持っていくデメリット

・荷物が重くなる。
・ザック内の場所を取る
・購入の費用がかかる

結局のところ、登山で椅子が必要かどうかは、個々の登山スタイルや欲しい快適性により異なると思います。

日帰りなど短距離のハイキングでは不要かもしれません。しかし、長時間の休憩が予想されるテント泊登山では、椅子があると大いにその快適性に一役買ってくれます。

重要なのは、荷物が増えることと山での快適さを天秤にかけ、自分にとって最適な選択をすることです。

登山椅子選びのポイント

登山用の椅子選びにはいくつかのポイントがあります。ここまでの話を総合してチェックすべきポイントをあげると、以下の5点ではないでしょうか。

椅子選びのポイント

・重量
・コンパクトさ
・耐久性
・快適性
・コスト(値段)

登山用椅子の選択においては、重量と収納のしやすさ、耐久性と快適性、そして価格のバランスを考慮しましょう。軽量でコンパクトなモデルは携帯性に優れますが、同時に長時間の使用に耐えうる快適さと強度も確認する必要があります。ニーズに合った最適な登山用椅子を選ぶことで、山での時間をより一層充実させることができるでしょう。

登山にベストな椅子の種類とブランド紹介

登山用の椅子選びは、多様な選択肢から自分に最適なものを見つける旅のようなものです。モンベルの「L.W.トレールチェア」は、軽量で収納に優れ、携帯性を重視する方には最適です。高い快適性を求めるなら、ヘリノックスの「チェアゼロ」が、背もたれ付きでリラックスできます。

重量収納性快適性コスト
モンベル「L.W.トレールチェア」331g約1.5L2860円
ヘリノックス「チェアゼロ」510g6.4L17380円
サーマレスト「トレッカーチェア」20インチ290g2.3L9900円
ロゴスLOGOS 「エアライト 1ポールチェア・ハンディ」380g約1.9L6980円
Naturehike 折りたたみ椅子410g3.36L2599円

サーマレストの「トレッカーチェア」はマットレスをチェアにして使用することができます。使う前提のものを椅子として使えるので、収納性が高く、重量も軽く済むのが特性です。

ロゴスの「エアライト 1ポールチェア・ハンディ」は足1本で椅子部分を支えるアイデア商品です。腰を一旦落ち着けるには1本で十分なことも多くあります。そのおかげで収納性はこの中で非常に高いです。

Naturehikeはコストが非常に抑えられる商品です。若干嵩張りますが、背もたれもある上、椅子としては十分な性能があります。

100均で見つける登山用椅子

100円ショップで手に入るアウトドアチェアはコストの低さを考えれば十分に選択肢に入ると思います。ただし、短期間使用する分にはいいですが、あまりその性能や耐久性には期待しない方がいいかもしれません。

ダイソーでは税込220円、キャンドゥでは税込660円、セリアでは税込110円で購入できるようです。

引用:ダイソーより 重量などはわからなかった

頻繁に登山に行ったり、より厳しい山にトライするようであれば、長期的に見てそれなりのチェアを購入した方が良いでしょう。

まとめ

高山のキャンプ地でアウトドアチェアに座り談笑する人々

登山で椅子を持つかどうかは、個人の登山スタイルや快適さへの価値観によります。椅子があれば、自然の中での休憩がより快適になり、体の負担も減少します。

ですが、椅子を選ぶ際は重量、収納性、耐久性、快適性、そして価格のバランスを見極める必要があります。

モンベルやヘリノックスのような信頼されたブランドは質が高いですが、予算が限られている場合は100均の椅子も検討できます。その場合は登山に使用できるかどうかの耐久性を確認することが重要です。

最近は以前よりもだいぶ軽量化されたアウトドアチェアも販売されるようになりました。これからもますます軽くて快適なチェアが出てくるのが楽しみですね。

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