だいぶ寒くなってきて登山にも少し暖かいウェアが欲しくなってきましたね。そんな中、フリースは軽くて暖かく、重ね着しやすいので登山ではミドルレイヤーとしてよく使われます。しかしフリースもなかなか種類が多く、どれを持っていけばいいか悩みがちですよね。
そこで今回はフリースの種類を解説しつつ、低価格、高品質で定評のあるワークマンのおすすめフリースをご紹介します。
フリースとは?
そもそもフリースとはなんなのでしょうか?
私もよく聞きますが、フリースとはなんだ?と聞かれると困ってしまいます。そこでこの記事を書くにあたり、フリースについて調べてみました。
フリースとは化学繊維で作られる起毛仕上げの繊維素材

フリースとはwikipediaによると、ポリエチレンテレフタラート(PET)というポリエステルの一種で作られた柔らかい起毛仕上げの繊維素材のことです。
起毛処理のおかげで空気の層ができ、そのおかげで内側の熱が逃げにくい構造になっています。
フリースの長所と短所
フリースの特徴は「保温性が高い」「速乾性がある」「軽量」「簡単に洗濯できる」「肌触りが柔らかい」「安価」などの長所がある一方で、「静電気がおきやすい」「火花によって簡単に穴が空く」「洗濯による毛玉(ピリング)ができやすい」といった短所もあるようです。(wikipediaより)
どんなフリースを選ぶべきか

厚手のフリースは冬や雪山で着て、それ以外は春〜秋に寒さに応じて着るようにしましょう。薄手でも重ねれば冬山でも暖かく過ごせると思いますが、厚手1枚で済ませられるならそれに越したことはありません。
ミドルレイヤーとしてもアウターとしても使える
フリースは肌寒い時にはアウターとして、本格的に寒い時にはミドルレイヤーとして使うことができます。軽くて保温性が高く、1枚間に入れるだけでだいぶ暖かく過ごせるようになります。また乾きも早いので、登山では防寒具としてフリースを持っていく人が多いのです。
2022年秋冬でおすすめのワークマンフリース
低価格で高機能なワークマンでもこの秋冬でたくさんのフリースが販売されています。ここでは登山におすすめのワークマンフリースをご紹介します!
FLAME-TECHフリースモンスターパーカー 3,900円

素材はほぼポリエステルですが、一部別素材も使用しています。この秋冬に新発売されたフリースパーカーで、とにかく機能が多いのが特徴です。
とりあえずあげるだけでも、ダウン使用、軽量、発熱、保温、火の粉に強い、耐久撥水とアウトドアにはもってこいの機能が多いのが嬉しいですね。
フリースは熱に弱いのですが、このパーカーはそれを克服しているため、特にキャンプ付きの方にはおすすめです。
トレッキングベンチレーションジャケット 1,900円

素材はポリエステル100%です。
こちらは登山者におすすめの1枚です。背中にベンチレーション、肩と腰に補強生地を使用しており、ザックをせおっても快適にトレッキングできることが特徴です。また補強生地のおかげでザックのベルトによるほぐれを防いでくれます。
秋冬は最初肌寒いですが歩き出すと汗が出るので、ベンチレーションつきフリースはありがたい存在です。通気性がよく、なおかつ保温性があり、乾きやすい。安かったので僕も1枚購入しました。
ダイヤフリース裏アルミジャケット 1,900円

素材はポリエステル100%。もう少し厚手のフリースも欲しいと思い、こちらも購入しました。
背中の裏側に遠赤外線を放射するアルミプリントを採用しています。実際触ってみるとすごくもっこもっこしており、軽くて暖かいです。
普段使いはアウターとして、寒い時にはミドルレイヤーとしても使用可能です。また、オンラインサイトにはジュニアサイズもあります。
ヒーターボアフリースベスト 3,900円

こちらはなんとヒーター付きベスト。もう暖かくないわけがありませんね。バッテリーは別売り4,900円のものを揃えないといけません。外での作業が多い方、キャンパーの方にはおすすめの1枚です。冬でも野外の活動が苦でなくなりそうですね。
ただどうしてもゴテっとしてしまうと思うので、登山には向かないかなあと思います。
防寒レインジャケットPERFECT 3,900円
秋冬用のレインジャケットも登場していました。防寒性もついたレインジャケットです。耐水圧15,000mm,透湿度15,000g/m2/24hで、登山での使用にももちろん耐えられそうです。さすがワークマンは安価で高い耐水圧と透湿度を実現していますね。
PERFECTシリーズはストレッチ性が高いため、登山中の歩行を邪魔しません。過去にもレインスーツの記事を書いていますのでそちらもご覧ください。

INAREM AIR ウォームジャケット 2,900円

INAREMの秋冬レインジャケットも新発売されていました!欲しかったんですが見つからなかったんですよねぇ…。
INAREMは透湿度が非常に優れたレインジャケットです。こちらも期待通り、 耐水圧10,000mm,透湿度29,000g/m2/24hの高機能さ。夏バージョンのものよりもさらに袖口が2重で保温効果が追加されています。
私は汗っかきなので透湿度が異常に高いこのレインジャケットだと非常に快適に登山できます。耐水圧にはやや不安ですが、小雨程度なら問題なく体を暖かくして登山を続行できると思います。ウォームパンツ(別売り2900円)と合わせて購入するのがおすすめです。。
そのほかおすすめフリースの紹介
ここからはワークマン以外のフリースの紹介です。雪山用フリースや定番有名メーカーのフリースをご紹介します。
[ペンフィールド] ジャケット シャギーボア フリース
アメリカ製のシープボア素材を使った厚めのフリースです。防風効果のある特殊フィルムを使用しているので冷たい風を通しにくく、ウエア内部を温かく保ちます。
これだけ厚ければ雪山にも使用できそうですね。
L.L.Bean(エルエルビーン) メンズ エル・エル・ビーン・セーター・フリース・フルジップ・ジャケット
L.L.Beanの人気のセーターフリースです。普段使いではアウターとして、冬にはミドルレイヤーとして登山でも十分活躍します。やや集めでより暖かく過ごせます。
アメリカのサイズなので、購入の際はサイズ表をしっかり確認しましょう!
[ザノースフェイス] フリース ジャケット マウンテンバーサマイクロジャケット
登山者御用達のノースフェイスのフリースです。肩部分には補強素材が使われていて、ベルトとの摩擦にも強くなっています。通年ミドルレイヤーとして活躍します。やや薄手なので、春〜秋にかけて活躍するフリースです。
[コロンビア] ファストトレックIIハーフジップフリース
こちらも登山者御用達のコロンビアフリースです。ミドルレイヤーとして通年使用できます。肌寒い季節には1枚中に着込むだけでだいぶ暖かく過ごせるようになります。肌寒さを感じやすい方におすすめの1枚です。
まとめ
今回は秋冬には必需品のフリースについてご紹介してきました。登山では夏でも標高が高い山にいく際にはフリースを防寒着として持っていくようにしています。山ではすぐに温まる手段が限られているので、防寒対策はとても大切です。
今回の記事を読んでフリースを揃え、冬でも快適な登山にいきましょう!
今回の記事以外にも皆様の登山ライフを応援する記事をたくさん書いていますので、ぜひ他の記事もご覧ください!


