こんにちはサイキです。
車中泊を快適にするモバイルバッテリーやポータブル電源はどちらも電気を供給するバッテリーですが、どんな違いがあるのか比較してみました。この記事を読めばモバイルバッテリーとポータブル電源を用途に応じて使い分けられるようになります!
モバイルバッテリーとポータブル電源の違い
モバイルバッテリーとポータブル電源の違いはざっくり整理すると以下の4点です。
・用途の違い
・容量の違い
・出力口の違い
・定格出力の違い
モバイルバッテリーは携帯して持ち歩くことに特化したバッテリーで、ポータブル電源はモバイルバッテリーほど携帯性はありませんが外出先で大容量の充電ができるバッテリーです。
モバイルバッテリー | ポータブル電源 | |
用途 | 携帯する | 外でたくさん電気を使う |
容量 | 大体20,000mAhまでWhに換算して74Wh | 200から2,000Whまである。mAhに換算して540540mAh※1 |
出力口の違い | 大体USB2口のみ | AC電源、USB-A、USB-C、シガーソケットなど多様な出力口 |
定格出力の違い | 大体18W程度※2 | 大体200W以上 |
※1 mAhとWhの換算はこちらのサイトを利用しました。
※2 参考:jackery記事
モバイルバッテリーのメリット・デメリット
モバイルバッテリーのメリットはなんといってもどこにでも持ち運べる携帯性にあります。多くの電気製品を扱えるほどの容量はありませんが、スマホや時計などの小物を充電するには事足りるので、少ない荷物で移動するには有用です。
僕は山に登る時は安全のために必ず持って行きます!
モバイルバッテリーの中には容量の大きいものもありますが、当然容量が大きいものほど重量も重くなるので、購入の際には重さも確認しましょう。
また定格出力が18Wと一度に出力する電力も少ないので、使用できる電気製品に限りがあります。
<モバイルバッテリーで使用できる電気製品の例>
PC、タブレット、スマホ、電子タバコ機器、ワイヤレスイヤホンの給電、充電、USB接続の扇風機等(参考:jackery記事)
ポータブル電源のメリット・デメリット
ポータブル電源の一番のメリットはその大容量で、使いたい電気製品が使えることです。車中泊で使用したい電気毛布やエアコン、電気ケトルなどはモバイルバッテリーでは使用することができません。
1ランク快適な車中泊にするには必需品と言えるでしょう。
モバイルバッテリーはUSBの給電口しかありませんが、ポータブル電源であれば家庭用のコンセントをで家と同じように電気製品を使用することができます。
また1000Wh以上の大容量があれば非常時の電源として、防災用に備えることもできます。
ポータブル電源を購入する人の感想を読むと、アウトドア用に購入する人と同じくらい防災用に購入する人がいる様です!
家庭用の非常電源としては発電機よりポータブル電源の方が音もそこまで出ませんし、おすすめです。
旅行やアウトドアには両方持って行きたい
モバイルバッテリーとポータブル電源は使い分ける
ここまでモバイルバッテリーとポータブル電源のメリット・デメリットについて整理してきました。この2つは用途に応じて両方あると便利です。
モバイルバッテリーはスマホ用、ポータブル電源は調理道具やエアコンなどに使うというように使い分けしましょう。
<1人で登山に行く使用例>
・前泊で登山口近くに車中泊
⇨ポータブル電源で電気毛布とライト使用
・登山中
⇨スマホの充電予備としてモバイルバッテリー携帯
・下山後温泉に入ってから車中で夕飯
⇨ポータブル電源で電気ケトル、電気毛布使用
どんなものを購入するかは使い道に応じて
バッテリーを購入する際には実際にどんなものに使用するか、どれくらい使う予定かに応じて容量を決めましょう。ポータブル電源については使用する電気製品に応じて必要な出力の強さが変わります。
まとめ
今回の記事ではモバイルバッテリーとポータブル電源の違いについて解説しました。どちらもバッテリーですが大きく使い道に違いがあるので、それぞれに併せて準備したいですね。
このサイトでは他にも車中泊向けの記事がありますので、ぜひこちらもご覧ください。
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