これから登山を始めようと思っていても、登山用品はなかなか高価なものが多く、ハードルが高く感じるのも確か。しかし、品質と価格のバランスで注目を集める「ワークマン」を活用すればコスパよく初心者向けの登山に必要なものを揃えることができます。
今回は本格的な登山に挑戦する前の、最初の一歩としてワークマンを選ぶメリットや、おすすめのアイテムについて詳しく解説します。
初心者の登山道具、ワークマンは選びの一つ!
あなたも感じていると思いますが、登山ってホント、どんな装備がいるの?という疑問から始まりますよね。そして、ちょっと調べてみると、「えっ、この靴、こんなにするの!?」という驚きの連続。わかる、わかります!
ワークマン人気の理由: 質と価格のバランス
ここでおすすめしたいのが、我らがワークマン!聞いたことある人、多いはず。もともとは作業服や工具などを提供していたブランドですが、最近ではアウトドアファンの間で大人気。その理由は、良質ながらもリーズナブルな価格帯で商品を提供しているから。コスパ重視の方にはマストアイテム満載です!
高額な登山用品市場と初心者の悩み
登山って、楽しそう!と思った瞬間から、どんな装備を揃えればいいのか悩むのは自然の流れ。特に、高品質をうたうブランドのアイテムは価格が張りますよね。でも実際、初めての山登りに、トップブランドの全装備は必要なのでしょうか?もちろん、良いものは良い。でも、初めての登山で必要なのは、自分のペースを見つけること、そして無理せず楽しむこと。そのための装備を、お手頃価格で手に入れられるのがワークマンの強みです。
登山を始める前の準備期間は、情報収集と装備選びの連続。そんな中、ワークマンは初心者の強い味方となることでしょう。
ワークマンの登山用品、本当に使えるの?
話題のワークマンで登山装備、ちょっと待って、本当に大丈夫なの?と思うあなた。確かに、ちょっとした冒険心がくすぐられる気持ち、わかります。
本格ブランドとの比較
さて、高いブランドの装備が良いというのは、誰もが納得の事実です。でも、ちょっと考えてみてください。新しい趣味やスポーツを始めるとき、最初から最高級の道具を揃えますか?例えば、ギターを始める人が最初から高額なものを手にすることは少ないはず。同じく、登山初心者が、最初からフル装備の高級品を全て揃えるのは少し無謀かもしれません。実は、初めての挑戦でその全性能を活かすのは難しいんです。そこでワークマンの出番!低価格ながら、初心者が必要とする機能はしっかりとカバーしています。
コスパの良さが魅力: 値段の割に高品質
初めての登山、慣れない道具選びに頭を悩ませる中、一番大切なのは「自分に合ったもの」を見つけること。無駄な出費は避けたいけど、ケチって後で後悔したくない。そんなジレンマを感じているあなたに、ワークマンの登山用品はピッタリ。使ってみると、そのコスパの良さに驚くはず。初心者が求める性能を、手頃な価格で実現してくれるんです。
11期連続最高益更新! ワークマンが「高品質×低価格」の究極のトレードオフを両立できる理由
初心者の登山ファッション、ワークマンでどう選ぶ?〜秋冬編〜
さあ、登山の準備が進んで、次は装備選び。でも、何から選べばいいの?そんな初心者のあなたに、ワークマンのおすすめアイテムをご紹介します!
靴: トレックシューズアジム
価格: 4500円
2024年の春から出てきた「トレックシューズアジム」。登山靴として日帰りの登山くらいなら十分な機能を持っています。クッション性が高く、滑りを抑止する靴底に、踵部分をしっかり守る足首周り、さらに耐久撥水加工で汚れがつきにくく簡単に綺麗にできます。
私も何度か登山に使っていますが、疲れを最小限にしてくれていると実感しています。山を始めたばかりで低山を中心に登る方にオススメです。
インナー: トレッキングメリノ長袖ハーフジップ
価格: 1900円
汗冷えはもうこわくない!メリノウールの持つ吸汗、速乾、消臭、保温機能で快適さをキープ。春や秋でも使える優れもの。メリノウール100%でこの値段はワークマンだけです。最近のワークマンは良質なメリノウール商品が多く靴下なども揃えられますので、一度店頭で見てみと良いでしょう。
パンツ: クライミングパンツ
価格: 1900円〜2900円
ワークマンは夏物と冬物でそれぞれいくつもクライミングパンツが出ています。いずれもストレッチ性が高く、足を大きく開く機会がある登山でも使いやすいものが多いです。
速乾性もバッチリで、初めての登山パンツとしてワークマンのクライミングパンツをオススメします。ただし、時々綿中心のクライミングパンツもあるのでご注意ください。
リュック: シューズ&ヘルメット IN デイバック
価格: 3900円
「ヘルメット&ヘルメット IN デイバック」は画像の通りヘルメットやシューズを収める機能を持っていますが、見方を変えれば登山にも適したバックです。シューズを入れる部分は雨具を入れる収納にもなり、ヘルメットはもちろん登山用のヘルメットでも収納できます。
レインウェア:イナレムストレッチレインスーツ
価格: 5500円
登山に必要な3種の神器「靴」「バッグ」「レインウェア」。アルプスなどの高山でなくとも1000mも高い山となると天候は変わりやすくなります。市街地が晴れていても山だけ雨が降る事もしばしば。そんな登山でレインウェアは体を冷やさないために必需品と言えます。
ワークマンの「INAREMストレッチレインスーツ」は耐水性、透湿性が高く、汗で蒸れやすいレインウェアの中も蒸れにくいレインウェアです。この性能で5500円は通常の登山専門店では手に入りません。
ただし付属のパンツは裾が広がらないので、気になる方は別売のイナレムレインパンツ(価格: 1900円)を購入してください。(靴を履きながら脱ぎ着しにくい)
フリース: ブロックフリース裏アルミジャケット
価格: 1900円
冷える秋冬の山でも温かさをキープ。化学繊維で乾きやすく、心地よい着心地。1,900円でひとまずフリースを揃えられます。秋冬の登山は立ち止まった時に体が冷えてしまうことがありますので、必ず防寒着は持っていきましょう。ワークマンのフリースはまだまだ種類があるので、実際に店で好みのものを見つけるのも手です!
ここまで揃えての総額はなんと19,600円!この金額で装備を揃えられるのはなんとも嬉しいですね。化学繊維など吸水性、速乾性の高いものがあれば買い換える必要はないですし、リュックも使いやすいものがあれば今あるものでも使えます。うまく節約して山の装備を揃えましょう。
Amazonや楽天を活用したワークマン代替装備をご紹介
近隣にワークマンが存在しない方、またはオンライン購入を検討している方のための、コスパ最強の初心者登山装備をご紹介します。価格は2023年10月12日時点のものとなりますので、実際の購入前に最新の価格や詳細を確認してください。
靴:[ハイテック] トレッキングシューズ HKU29W LOCHNESS WP
価格:5400円
特徴: このシューズはその防水性と耐久性で知られています。また、グリップ力にも優れたアウトソールが特徴で、安定した歩行をサポートします。値段はサイズによって幅がありますが、それでもコスパの良い商品です。
インナー:[ミズノ] 発熱素材インナー ブレスサーモアンダーウェア EX
価格:5390円
特徴: 汗冷えを抑制し、暖かさを長時間キープできる技術が採用されています。裏起毛の加工が施されており、その結果、非常に心地良く、登山はもちろんのこと、秋冬の様々なアウトドア活動にも最適です。インナーの性能は登山を快適にできるかどうかを決める重要な要素です。
パンツ:[ラドウェザー] トレッキングパンツ
価格:3800円
特徴: このトレッキングパンツは撥水、防汚、速乾、耐久性といった基本性能に加えて、ストレッチ性が非常に高いのが特長です。ただ、薄手のデザインのため、厳冬期や雪山での使用時はもう少し厚手のアイテムを併用することをおすすめします。
リュック:[LAD WEATHER] [ラドウェザー] リュック
価格:2880円
特徴: 撥水・防汚機能付きのこのリュックは、多機能でありながらもコスパが高い点が魅力。特に、異なるサイズの3つのポケットや500mlのペットボトルを収納でるポケット、緊急時に使用できる笛、そしてUSBポートなど、機能が充実しており、日常使いからアウトドアまで幅広く対応可能です。
値段の割にしっかりとした作りをしていると評判ですので、こちらもコスパの良い商品と言えるでしょう。
レインウェア:[ミズノ] レインウェア ベルグテックEX ストームセイバーV
価格:14500円〜
特徴: このレインウェアは、必要な性能を兼ね備えた中での入手しやすさがポイント。耐水圧は、ワークマンの製品よりも高いため、濡れることなく快適に過ごすことができます。また、上下での価格が約15,000円と、コスパも非常に良い。
プライム会員は試着サービスを利用することもできます。
ワークマン製品の選び方
ワークマン製品はお手頃価格で多くの種類があるから魅力的。でも、せっかく購入するなら後悔しない選び方が知りたいよね。そこで、あなたがワークマン製品を選ぶ際のポイントをいくつかピックアップしてみました!
サイズ感
せっかく良い商品でも、サイズが合わなければ意味がない。特に靴やウェアは、ちょっとしたサイズの違いが動きやすさに大きく影響するから注意!実際に店舗で試着するか、サイズ表をしっかりとチェックして、自分の体にジャストフィットするものを選びましょう。ワークマンにはちゃんと試着スペースがありますのでご安心を。
Amazonでもプライム会員は試着サービスが利用できます。
用途
ワークマン製品は汎用性が高いものが多いです。ですが、「これって本当に登山に使えるの?」と思うことも…。用途をしっかりと考えて、キャンプや他のアクティビティにも使える商品を選ぶのもおすすめ。1つの商品で色んな場面で活躍させるのが賢い選び方です。
ちなみに山用に買った服って、日常着る服になりがちなんですよね…。
機能性
価格が手頃な分、機能面での妥協があるかもしれない。しかし、ワークマン製品も機能性にはこだわっています。特に、防水や防風、透湿性などの機能は登山には必須。商品のタグや説明をしっかりと読み、自分が求める機能が備わっているものを選ぶようにしましょう。
ワークマンは機能がわかりやすいようにピクトグラムで表示されています。購入前に確認しておきましょう。
ワークマンと専門メーカー、どちらを選ぶ?
登山の魅力に取り憑かれ、本格的に挑戦したいと考える人は少なくありません。そんな時、初心者時代に選んだワークマン製品をそのまま使うべきか、それとも専門メーカーの製品に切り替えるべきか悩む人も多いでしょう。
ワークマンの服装
ワークマンのウェア類は、価格帯を考慮すると非常に高いコスパを持っています。特に初心者やカジュアルな山歩きにはぴったり。本格的な登山を楽しむ際でも、Tシャツやパンツ、フリースなどはそのまま使用することが可能です。
性能は高いものが多いのですが、いずれも「登山向け」と謳っているわけではありません。ハイキングや山歩きなど比較的低山などを想定されて作られていると考えて良いでしょう。
専門メーカーの装備
しかし、特定の装備については、より専門的な性能や機能が求められる場面が増えてきます。特に登山靴は、足元の安定性やグリップ力、耐久性が求められるため、専門メーカーのものを選ぶことをおすすめします。リュックに関しても、荷物のバランスや背負いやすさ、機能面での差が出てきますので、長時間のトレッキングや山小屋泊まりを考えるなら、専門ブランドのものを選んだ方が良いでしょう。また、天候の変わりやすい山での活動には、高い防水・透湿性を持つレインウェアの重要性も増してきます。
結論として、ワークマン製品は初心者の時点での選択としては非常に良い選択肢ですが、本格的に登山を楽しむステージになると、一部の装備は専門メーカーのものへの投資を考える時期が来るかもしれません。自分のニーズに合わせて、自分の力量や目指す山に合わせて、最適な製品を選ぶよう心がけましょう。
まとめ
登山は初期費用に金額がかかるためなかなかハードルが高くなりがちなスポーツですが、ワークマンの製品をうまく取り入れることで費用を低く抑え、そのぶん旅にお金を回すことが可能になります。
とはいえ本格的な登山を始めようという方は、過酷な環境に耐えることを想定された登山メーカーの商品をぜひ検討してください。とりあえず登山を初めてみたい、試しに山を経験してみたいという方にはまさにおすすめできます。またベテランの方でも性能を比較して一部代用することもできるでしょう。
今回の記事を参考にして、より多くの方が登山を趣味にするようになれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました。