【登山】ワークマンの最強レインウェア紹介!登山にもばっちり使える!【2024】

レインウェアは登山で重要な装備の一つで、それなりにお金がかかる印象を持っている人が多いのではないでしょうか。実際レインウェアは登山専門店でセールで2万円、通常で3万円以上かかる高額な装備です。しかし、ワークマンである程度性能の高いレインウェアを揃えることができます。
しかし登山用にワークマンでレインウェアを購入しようとしても、店舗にはあまりに多くの種類があり、どう選んだらいいのかわかりにくい部分があります。

そこでこの記事では登山でも使用できるお勧めのレインウェアを厳選してご紹介します。これでワークマンに行ってもどれを買えばいいか迷わなくなるはず。登山に必要な性能を理解して、ワークマンでお得に登山ウェアを揃えましょう!

ワークマンのレインウェアについて知りたい方は目次から飛んでください!

サイキ

今回はワークマンのレインウェアを紹介します!

目次

ワークマンをすすめる理由

私がこのブログでワークマンをお勧めしているには理由があります。
それは安くて品質が良く、応用をきかせれば色々と登山に活用できるからです。

ワークマンの人気は安くて高品質だから

引用:ワークマン

ワークマンは「安全で快適な作業環境の創造」「安く売って儲かる仕組みを作る」をモットーにしている企業です。

長年の作業服で培ってきたノウハウがアウトドア製品にも生かされており、ここ最近では登山でも使用している人が増え続けています。

特にレインウェアは種類が豊富!

特にワークマンのレインウェアは外で作業する人のためにかねてより多くの製品が生み出されてきました。登山でレインウェアに必要な性能は雨天時に外で作業するのにも必要な性能でもあります。

そんな理由からか、ワークマンのレインウェアは登山にも適した商品が出てきています。

登山にレインウェアは必要!

山では30分ごとに天気が変わることも

登山に行くとなった時に登山用のレインウェアは必ず持っていくものです。それは主に以下の理由から。

・山では急に天候が変化する
・雨に濡れると一気に体が冷え低体温症のリスク
・透湿性能がないと内部が蒸れてやっぱり体が濡れる

夏では熱中症も心配しなくてはいけませんが、体を冷やして低体温症になってしまうリスクにも気を払わなくてはいけません。

山で発生しやすい低体温症は雨や汗で体が濡れ、冷えることで起きます。過去には低体温症によって多くの方が集団でなくなる事故もありました(参考:トムラウシ山遭難事故wiki)低体温症は山においては恐ろしいものなのです。

2009年8名の死者を出した事故は衝撃だった
サイキ

山での低体温症を甘くみてはいけません!

登山用のレインウェアは雨や汗で体を冷やすことから身を守る、とても大切なアイテムです。

レインウェアを選ぶ際のポイント

ポイントを押さえて山むきのレインウェアを買おう!

登山用のレインウェアを選ぶ際のポイントは以下の通りです。やや多いですが、特に大切なのは上3つの項目です。

・透湿度は10,000g/m2以上、耐水圧は10,000mm以上(できれば20,000以上)
上下別で、パンツは靴ばきのままはける仕様であること
・ポケット部分はメッシュになっていて換気できること
・収納しやすいものであること
・できれば軽いもの
・できれば発光色でもしもの時発見されやすいもの

耐水圧が高いほど防水性が高い!

引用:ワークマン

耐水圧は書いて字のごとく、防水性の高さを表しています。雨足が強いほど雨から受ける水圧は高くなりますので、耐水圧が強いほど大雨にも対応できるということになります。

ワークマンでの説明によると大雨に対応する耐水圧は10,000mmとされています。もちろん高ければ高いほど良いものですが、値段は高価になるのが普通です。

透湿度が高いほど蒸れにくい!

引用:ワークマン

透湿度は内部の湿気をどれほど外に逃すか、を表す指標です。透湿度が高いほど蒸れにくく、内部の蒸れを防ぎます

ワークマンでの説明によると激しい運動の場合は8,000〜10,000g/m2/24h以上が目安とされています。

ちなみによくある勘違いですが、登山はそれ自体がハードな運動ですのでどんなに透湿度が高くても完全に汗による濡れを防ぐことはできませんのでご注意ください。

上下別で靴を履いたままパンツが履けるものを選ぶ!

まず絶対に上下別のレインウェアを選びましょう。いわゆる上下一体のカッパでは風に煽られて結局濡れてしまいますし、さらに体勢を崩してしまうなど山中では大変危険です。

また靴を履いたままパンツが履けるものであることも重要です。

引用:Amazon

出発時点で雨が降っている場合はその場で着替えればいいので気になりませんが、裾が広がらないレインウェアだと、歩行中に雨が降ってきた場合に登山道で靴を脱いでレインウェアを着ることになってしまいます。ちょっと現実的ではないですよね。

ワークマンのレインウェアは裾が広がらないものも多くあるので、買う前に必ずチェックしておきたいですね。

サイキ

雨が降っている中、登山道で靴を脱ぐのは厳しいですよね…

その他あるといい性能

引用:キャスティングオンラインストア

上記で説明したもの以外にも「ポケット部分はメッシュになっていて換気できる」ことや、収納袋などがついていて「収納しやすい」、できるだけ「軽い」、できるだけ「明るい色」だと良いでしょう。

引用:ワークマン

ポケット部分がメッシュだと内部の換気がよりしやすくなりますし、収納袋があれば荷物をパッキングするときに便利です。すぐ取り出しやすい位置に片付けやすくなります。

また軽いに越したことはありませんし、できるだけ明るい色であればもし遭難した際には発見しやすくなります

好みもあるとは思いますが、登山用のレインウェアであれば黒や茶、緑など山に同化しやすい色合いは避けて、できるだけ明るい色のものを選びましょう。

おすすめワークマンのレインウェアを紹介!2024

それではここからワークマンのレインウェアを紹介していきます!2024年今現在の最新の情報をお伝えしていきますね!

一押しはINAREMストレッチレインスーツ!性能はこれが最強

・脅威の耐水圧20,000mm 透湿度25,000g/m2/24h 収納袋付き
・5,500円ながら十分登山での使用に耐えられる

INAREMストレッチレインスーツは耐水圧と透湿度がワークマンのレインウェアの中でもダントツに高く、まさに最強といえるものとなっています。収納袋など登山用のレインウェアに求めるものはほぼ揃っています。

サイキ

5,500円で実現しているのがすごい…

2023年春に裾も開ける「INAREM 2WAYクライミングパンツ」が発売されたことで、上下を揃えることができるようになりました!弱点をすぐに改善して商品に繋げるところは本当にさすがだと思います!
「INAREM 2WAYクライミングパンツ」については下記で詳しくご紹介しています!

登山用ではなく、普段使いと考えればオーバースペックといえるほどの高性能なレインウェアです。

ゴアテックスに匹敵する?脅威の性能ライディングモデル

2024年より新たに現れたのがこちらの「INAREM PREMIUM レインジャケットライディングモデル」。なんと脅威の耐水圧35,000mm 透湿度30,000g/m2/24hとゴアテックスのレインウェアにも匹敵しそうな性能を有したモデルです。名前の通りバイクでの使用を想定したレインウェアのため、通常よりも強い雨風を想定した性能のようですが、当然登山も雨風は強いですからこちらを使用してもその性能は遺憾無く発揮されることでしょう。

これで4,900円なので、非常にコスパの高い商品と言えそうです。

透湿性にこだわるならクライミングモデル

引用:ワークマン

・これも耐水圧10,000mm、 TOP部分は透湿度50,000g/m2/24h
・上のみで4,900円 パッカブルで簡単に収納できる!

こちらはINAREMシリーズの中でも透湿度に注目したレインジャケットです。そのため上部分しかありませんが、別売りのINAREMレインパンツを別に買いましょう。

透湿性は非常に優秀ですが、耐水圧はちょっと心許ないので通常〜小雨の時に着る寒い時のアウターとして考えておくと良いかもしれません。

内ポケットの収納に小さくまとめられる

冬季のアウターとしても使える防水防寒コート

引用:ワークマン2024秋冬カタログより

秋冬に販売されている「INAREM プレミアム 防水防寒コート」は耐水圧20,000mm 透湿度40,000g/m2/24hと高性能でありながらフュージョンダウンを織り込むことで防寒・防風性も持っている冬季用のウェアです。腰部分のガードや袖を二重にすることで雪の侵入を防ぎつつ、脇下のベンチレーションで空気を入れ替えることもできます。

2023年より販売されていますが、昨年はかなり人気ですぐに売り切れたとか。

INAREMレディースレインスーツもある!

引用:ワークマン
ワークマン女子横浜ビブレ店には大量に置いてありました!

レディースINAREMレインスーツは通常のワークマンではなかなか見つかりませんが、オンラインショップやワークマン女子では購入することができます。
オンラインショップは直接家に届けるのではなく、近くのワークマンで精算、受け取りとなります。

INAREMのクライミングパンツは裾が広がるので登山に最適

引用:ワークマン

耐水圧、透湿性能ともに定評のあるINAREMシリーズ。全シーズンまでは裾が広がるような登山靴はいたままの着用に対応するパンツがないために、登山用としては今ひとつだったのですが、2023年についに出ました。

その名も「INAREM2WAYクライミングパンツ」。耐水圧、透視度はINAREMストレッチレインスーツと同様で、裾がチャックで開くようになています。もちろんチャック部分にも防水処理がされており、ハーフパンツにもできる2WAY仕様となっています。

ワークマン新作発表会で撮影!まさにこれ!というくらい広がります

これなら登山靴を履いたまま着脱できますね。
収納袋はありませんが、100円ショップで化繊の袋を購入すればいいだけですから、さほどマイナスでもありません。

改善してくれないかな…と思っていましたが、すぐに改善してくれるワークマン。さすがです!

サイキ

ワークマンさんありがとうございます!

これでINAREMシリーズで上下揃えることもでき、レイングローブも出ましたので、完全に防備することができるようになりました。

サイキ

防水グローブとして使えそうです!

レインウェアを長持ちさせるためには使用後のお手入れが重要!

レインウェアは使用後家に帰ってから適切にケアすることで、その性能を長持ちさせることができます。ポイントは以下の5つ。

汚れを落とす
洗濯タグに従って洗う
・防水性を戻すために撥水加工をする
・保管する時はハンガーにかける
折り目部分の防水性が弱りやすい!

レインウェアは汚れなどがあるとその部分の防水加工が劣化して、そこから水が滲み出ることも出てきます。そのため、使用後はできるだけ撥水させるレインウェア専用の洗剤で洗濯し、ハンガーにかけて保管しましょう

収納袋に入れたまま保管していると、折り目になっている部分の防水機能が弱まってしまいます

適切に保管して長持ちさせましょう。

そのほかAmazon等で買えるレインウェアも紹介!

今回はワークマンのレインウェアを紹介しました。しかし近くにワークマンがない場合もありますので、Amazonなど通販で買えるおすすめのレインウェアもご紹介します。

基本的に性能が高ければ高いほど、値段は高くなってしまいます

[ミズノ] レインウェア アウトドア ベルグテックEX ストームセイバーV

引用:Amazon

Amazonでおすすめ表示される中で、性能が高く、信頼がおけるのがこちらのミズノのレインウェアです。登山専用なので、防水性が非常に高く、透湿度も激しい運動に対応できるものとなっています。

耐水圧30,000mm  透湿度16,000g/m2/24h
・靴を履いたまま着脱可能
・収納袋あり、100回洗っても維持される撥水性
・高価だが、高性能。

2023/05/24現在15,950円ですが、店頭で買うとより高いことが多いので、この値段は格安な方だと思います。むしろワークマンがあの値段であの性能を生み出していることがすごいと改めて感心してしまいますね。

その他登山用品店でセールを行っている際にゴアテックス製のレインウェアを探せば、比較的コスパよく高性能なレインウェアを購入することが出来ます。

 [マック]レインスーツ 耐水圧:20,000mm 透湿度:10,000g 3レイヤー

引用:Amazon

登山でも使用できる性能で10,000円を切る商品はこちらです。2023/04/18現在で8,054円〜。ワークマン以外で買えるレインウェアとすれば、仕様に耐える範囲で一番安価だと思います。

耐水圧20,000mm  透湿度10,000g/m2/24h
・収納袋はバッグカバーにも、自転車のカゴカバーにもなる

収納袋の用途が幅広く、普段使いにも使用できるものとなっています。

やっぱり最強はゴアテックス!

登山用レインウェアの定番かつ最強はやはりゴアテックス素材のレインウェア!値段はもちろん張りますが、その素材の耐水性と透湿度はずば抜けています。値段がかかっても、絶対に最高の快適さが欲しい!という方はゴアテックスのレインウェアを買うしかありません。

ミズノの「レインウェア ゴアテックス GORE-TEX」は耐水圧30,000mm以上、透湿度も30,000g/m2/24h以上と今回紹介する中で最強です。さらには20回以上洗っても撥水性が失われないということで、雨中の登山を快適にしたい方に特におすすめしたいですね。

・耐水圧30,000mm以上、透湿度も30,000g/m2/24h以上
20回洗っても失われない撥水性
・登山のレインウェアとしては最適解のゴアテックス素材
ユニセックスなので男女ともに着用できる(商品規格は男性サイズ)
・サイズはXS〜XL
・もちろん靴を履いたままパンツを履ける

ジャケットとパンツは別売りですので、ご注意ください。

Amazonでしばらくワークマンに匹敵する性能であの値段を実現するものを探してみましたが、なかなか見つからなかったですね。というよりも上下合わせて9,000円かからないのにあの性能というのが凄過ぎですワークマン。もしゴアテックスを超える耐水性や透湿度を実現してしまったら…登山界に激震が走ることでしょう。

まとめ

今回はワークマンのレインウェアをご紹介しました。

野外での活動としては十分な活躍を見せるワークマンのレインウェア。長期間雨に打たれるようでなければ、十分にその役割を果たしてくれそうです。高性能ではありますが過信しすぎないくらいの使い方がちょうどいいように思います。

今度早速このレインウェアを持って山に行ってみて使った印象などをレポートしてみたいと思います。

サイキ

低価格で高性能を実現しているのは間違いありません!

最近では私の家の近くにあるワークマンにも常にお客さんが多くいる状態で、客層も女性や子供づれで訪れる方が多くなっている気がします。

もっともこの前いた時はファンつきジャケットを購入する男性のお客さんでごった返していましたが笑。

実際涼しいらしい 引用:ワークマン

ワークマンの商品は一度売り切れると再度納入されるまで時間がかかることがありますので、購入する際にはお早めに店頭に行くか、オンラインショップで購入してしまいましょう。

夏の登山に適したワークマンのウェアについては以下の記事で詳しくご紹介しています。そちらもぜひご覧ください。

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