8月30日に新宿住友ビル三角広場で行われたワークマンの2023秋冬新作発表会に行っていきました!ここで発表された新作(一部既存)の中から、登山に使えそうなものを特にウォッチしてきましたのでお知らせします!
前回よりも広い会場での発表会に緊張!
すごく広い会場に緊張しながら入ると、あまりの人の多さと会場の広さにびっくり。しばらく会場をウロウロしている間にプレゼンの時間が始まりました。
今回はPVも含め、色々なダンサーの方がワークマンの服に身を包んで踊っていました。ワークマンが元は作業服のメーカーであることを忘れてしまいそうです。
しかし、私の目的はあくまで登山に使えるワークマン新作を発見することなので、プレゼンそっちのけでカタログを凝視していました。
今回の1番の推しはINAREMプレミアム防寒コート
さて、今回の私の一押しはアウターです。それも冬山でも十分に使えそうな性能です。
耐水圧と透湿度の高さで定評のあるINAREMシリーズですが、今回はアウターにも出てきました。その名も「INAREMプレミアム防寒コート」!
耐水圧は20000mm、透湿度はなんと40,000/g/m2/24h!
夏物のレインウェアよりも透湿度が上がっているのでびっくり。スタッフさんによると「この価格帯でこの性能の商品は他にない」と自信を持っておすすめしていました。
確かにこの性能で7800円は驚きの安さです。
この「INAREMプレミアム防寒コート」、雪山…まで大丈夫とは断言できませんが、そこそこ雪がある低山やスキーなどでもかなり活躍できそうです。例えば雪の積もった丹沢くらいなら十分に暖かく過ごせそうです。
「耐水圧の高さは当然で今は透湿性を高めることに注力している」とのことで快適な商品がこれからも出てきそうで楽しみです!
グローブも種類が豊富で期待が持てる
他にもおすすめできる新商品を探してみました。グローブは新商品が多く期待が持てそうです。
今回一番気になったのは防風に撥水機能がついてさらに二重構造の「ヘキサゴンパフストレートグローブ」。薄くても温かい、タッチパネル対応で冬山で大活躍しそうな雰囲気です!
冬の間の自転車などでもかなり活躍できそう。これで1,280円はやっぱり安い。
この他には、雪山やスキーむけのアウターグローブとして、しっかり構造の「リペアテックディーラックウォームグローブ」。インナーグローブと合わせればがっちり防風して手を守れそうです。
しかもリペアテックなので穴の開きにくい構造。こちらは1,900円です。
もはや定番?REPAIR -TECH洗えるフュージョンダウンライトベスト
こちらは完全な新作ではありませんが、昨年も人気でさらに性能をアップさせた商品になります。その名も「REPAIR -TECH洗えるフュージョンダウンライトベスト2023年モデル」。
長袖バージョンの「ライトジャケット」と合わせて、穴あきに強くわた漏れしにくいこちらのベストは収納袋もついて、まさに登山向きの防寒着と言えるでしょう。
休憩時や宿泊時にはこちらを着込んであったかく過ごすことができます。
ベストの方は1,900円、ジャケットの方は2,500円とかなりコスパの良い商品です。
こちらの「洗えるフュージョンダウン」シリーズ、ライトパンツとショートパンツもあり下半身も温めるようになっていますので特に寒がりな方は上下揃えると良いかもしれません。
ランニングやウォーキングに!防水シューズハイバウンスレインは防水機能がすごい
シューズは今回特に登山向けの商品は新作ありません。残念ですが、次回の春夏の発表に期待したいと思います。とはいえシューズ自体では新作が出ています。
ランニングシューズとしては以前より需要があり、着用しているランナーの方も多いワークマン製品。今回防水、透湿性能を高め、クッション性の高いランニングシューズ「防水シューズハイバウンスレイン」を発表しました。
今回発表会では実際に履いてみて、防水性能を確認できるとのことで実際に試着してみました!
靴底から5cmまでは防水性能ありとのことで、水溜りの中に足を突っ込んでみると…全く濡れる気配がありませんね!どうも靴紐の穴からは水が入っちゃうらしいのですが、そこまでは大丈夫とのことです。
さらにクッション性も高く、いくらでも歩き回れそうな靴でしたので、自分も普段のウォーキング用に一足買おうかと思いました。お値段は2,900円です。ランニングシューズやウォーキングシューズとしては十分にコスパが良いお値段です。
靴底は残念ながら市街地仕様なので山には向きませんが、普段の運動に使用するのは大いにおすすめできます。
引き続きおすすめできるワークマン商品
今回新作ではないのですが、引き続き秋冬ものとして販売されるワークマン商品の中からおすすめできる商品をお伝えします。
1メリノウール商品
靴下、シャツなどのインナー類、ネックウォーマーなど秋夏はメリノウール商品が豊富に出てきます。私の記事でも昨年メリノウール関係で記事を書かせていただきました。
メリノウールは吸湿性、保温性、調温性に優れており、防菌・防臭性能もある素敵素材。まさに登山のためにあるような素材です。それをふんだんに使ったワークマンのメリノウール関連商品は値段も安いので特におすすめしています。
靴下は夏でも使いたいので、厚手も出てきている秋冬のうちにぜひゲットしておくべきです!
2クライミングパンツ
ワークマンのクライミングパンツはストレッチ性があり保温、吸汗、速乾性能のあるものが多く種類も豊富にあります。
ただ綿を多く使っていながら「クライミングパンツ」をうたっているものもあるので、山に使うものとしては綿が入っていない化学繊維中心のものをゲットすることにしてください。
こちらの記事で詳しくご紹介しています。
3山歩きに最適。2種類のシューズ
今回は新作が出ませんでしたが、引き続きアクティブハイクやサミットハンターはおすすめのシューズです。登山靴というよりもハイキングシューズ程度に捉えてください。
格安で山歩きできるシューズが手に入る、という点だけでも一度は試してみる価値があるとおもいます。特に初心者の方や、友人に山を体験させてみたいなんて時にもこちらのシューズを一度使用してみてはどうかとおもいます。
特徴としては、アクティブハイクはクッション性が高く、グリップ力があるシューズです。これが1900円で購入できます。
サミットハンターは靴底から6cmまで防水性能があるシューズで、雨が降っても安心で登山を続けられます。こちらは2,900円です。今季より女性サイズが登場し、より幅広く利用できるようになりました!
防災体験コーナーにも参加してきました!
一通り展示会場を回った後に防災関連のブースもあることに気づき、猛然と突っ込みました。今年は関東大震災からちょうど100年の年。そのため、赤十字とワークマンの協力で今回このイベントが実現したそうです。
今回震災時の瓦礫が多い街中をワークマン装備で歩くという趣旨で、実際に5kgのリュックを背負い、バッグを覆えるほどのレインウェア、ヘルメット、ヘッドライト、硬いインソールの入ったセーフティシューズを着込んで突入しました。あ、暑い…。
確かに瓦礫があり歩きにくかったのですが、何よりシューズの安定感、何を踏んでも大丈夫な感じが安心できましたね。瓦礫の入った水の中もへっちゃらで歩くことができました。
まとめ
今回、前回よりかなり広い会場でさらに力を入れて、ワークマンが展開しようとしていることがわかりました。
ただ、ファッション性に舵をきると性能面はどうなるのか最近やや不安だった面もあり、会場でも色々と回ってきたのですが、アウトドア関係に力を入れていることに違いはないようで、今回も新作が出て大変安心しました。
INAREM関係の耐水性、透湿度が高い素材を活用した商品が増えていることや、リペアテックなどのように穴が開きにくい商品は登山でも十分役に立つものが多く、今後も紹介できるものが出てくると良いなあとおもいます。
今後もワークマン商品で登山に使えそうなものがあれば適宜紹介していきます。よろしくお願いします!
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