沢登りをする道具にもワークマンの道具が使えることをご存知でしたか?
沢登りの装備はボロボロになりやすいので、できれば安く揃えたいものですよね。
登山用品で色々活躍しているワークマンの製品ですが、沢登りする時にも使えると評判なので、そうしたクチコミを元に沢登りにも使えるものをご紹介します。
沢登り装備にワークマンをすすめる理由
沢登りの装備にワークマンを進める理由は安価で高性能であり、費用がかかりがちな装備の代替になり得るからです。SNSでも沢登りをする人たちの話の中にはよくワークマンの商品で十分という声が上がっています。それは低価格で沢登りに必要な条件を満たしているものもあるからです。
比較的安価で高性能だから
ここ最近登山でもワークマンを使う人が多くなりましたが、その理由は安価に高品質なものが多いからです。作業服専門メーカーの技術がアウトドアでも生かされています。
工場などで使うもののノウハウが生かされているから安全性も高いので、「ワークマンで十分」と考える人が多いようです。今では登山だけでなく、キャンプなどアウトドア全般に使える製品をたくさん販売しています。
沢登りはすぐ装備がボロボロになるから
沢登りは整備されていない沢筋を歩くので、時には滝を登ったり、急勾配のところを巻いたり、藪をかき分けて歩くこともあります。
歩いているうちに色々なところを擦ってボロボロになりやすいから高額な専門のウェアを使用することに少し抵抗感があります。
数万円かかったレインウェアは使いたくないので、ワークマンを使うという人もいます。ところが、ワークマンなら数千円でほとんどを代替させることも可能です。
意外と多くのものがワークマンで揃う
沢登りで絶対必要な滑りにくい靴に滑りにくいグローブ、レインウェア、クライミングパンツなどはワークマンで揃います。
逆にヘルメットやザック、ハーネスやロープなどは専用のものを揃えましょう。
ワークマンで揃う!沢登り用品6選!
ここからは実際にワークマンで揃う沢登り用品をご紹介します。いずれも実際に使っている人たちのクチコミを参考にご紹介しています。
クライミングパンツ
ワークマンのDIAMAGIC DIRECT®︎クライミングパンツは2,900円で防水性、ストレッチ性の高い高性能なパンツです。素材は化学繊維を使用しているので速乾性もバッチリです。他にも1,900円でストレッチ性、速乾性が高いクライミングパンツも揃っています。
滝をよじ登るなどの激しい動きが多いので、ストレッチ性の高いクライミングパンツが低価格で手に入るのはありがたいですね。
クライミングパンツにはかなり多くの種類があるので、ぜひリンク先で詳しい情報をご覧ください。
耐滑底シューズ
ワークマンには「耐滑底」という機能のあるシューズが数多くあります。もちろん工場などでは滑りやすいところがあるので、そういったものを防ぐための商品も自然と多いのかもしれません。
マンダムフライギアは運動用の動きやすいシューズでありながら、耐滑底機能もついている高性能シューズです。ゴム底による耐滑底で、通気性良く、片足270gと超軽量です。これで3,900円です。
ただし本来の沢登り用の靴に比べて、脱げやすい弱点はあるかもしれません。沢歩き程度の使用にとどめておき、本格的な沢登りの際には専用の靴を用意しましょう。下の方でも紹介しています。
帆布シート
沢登りの際には終わった後の着替えなどで荷物を広げることもあります。その際に使う帆布シートもワークマンで売っています。登山の際にもものを広げるタイミングはあるので、こうした防水のシートがあると便利ですね。オンラインストアでは68cm長いロングバージョンも販売されています。
グローブ
沢登りには岩をつかんだりしながら登るので、素手ではなく手袋をつけていきます。岩の中にはぬるっとしたものもあるのでなるべくグリップ力の強いグローブが欲しいものです。
「ライトグリップ」はグリップが強めで、背面が通気性がよくなっていて蒸れにくい構造になっています。価格は255円です。
レインウェア
レインウェアは高額なものだと数万円するものもありますから、沢登りでボロボロにはしたくないですよね。ワークマンならお手頃な価格でレインウェアが揃います。
「レインスーツ STRETCH Perfect」は耐水圧10,000mm 透湿度8,000g/m2/24hと登山用レインウェアとしてまずまずの性能があって価格は4,900円です。
その他にもほぼほぼ登山用レインウェアとして機能してくれる「INAREMストレッチレインスーツ」は耐水圧20,000mm 透湿度25,000g/m2/24hで4,900円とかなりコスパがいいのでおすすめです。2023年より裾が開くパンツも発売され、ますます登山に使いやすくなりました。気になる方は下のリンクから詳細をご覧ください。
ペットボトルホルダー
最近は本州でもエキノコックスが報告されているので沢水を飲むのは推奨できません。そこで冷たいまま水分を運べる真空保冷ペットボトルホルダーが役に立ちます。
真空保冷で4時間程度なら平気で冷たく維持されます。価格は1,280円。
オンラインショップならお近くの店舗に取り置き依頼をすることもできます。
通販で揃う沢登り用品
ここまでで7つのワークマン製品をご紹介しました。それ以外にも沢登りには必要なものがたくさんあります。そこでワークマンで揃えにくいもので通販で良いものがないか探してみました。
ヘルメット
ヘルメットはワークマンでも買えますが、軽量で通気性が良いようなものは見つけられませんでした。登山用のヘルメットで400g以上は重めなので、上を見上げる際に首が疲れてしまうかもしれません。万が一の場合命を救うものですから、登山用にはできるだけ軽量で安全基準を満たしたものを使用しましょう。
「Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ハーフドーム」は定番の登山用ヘルメットで、重さも250gの超軽量ヘルメットです。もちろん登山での安全基準もクリアした製品です。やや6,000円程度とやや高めですが、ヘルメットは命がかかっていますので安心して使えるものを買いたいですね。
シューズ
シューズはワークマン以外で購入する際には岩や木などで滑りにくい、渓流靴やサワーシューズを用意しましょう。靴底がゴムかフェルトかで好みのスタイルが分かれるようです。
[TIDELION] ウォーターシューズは二重のメッシュ構造で速乾性が高く、靴底にはゴムの滑り止めがある渓流靴です。沢登りは濡れること、水の中に入ることが前提なので、排水性が高いこともありがたい性能です。これで2,980円ですからコスパは高いと言えるでしょう。
特に岩などの滑りが気になる人は、苔などにも強いフェルト生地の足袋を購入すると良いでしょう。
X’SELL(エクセル) 鮎タビは靴底がフェルト生地になっていて、非常に滑りに強いです。またモンベルのサワーシューズも靴底にフェルトが使われていて滑りにくくなっています。
ちなみにサイズですが、1cm以上余裕があると岩を登る際に感覚が掴みにくいので、靴下を含めてちょうどぴったりなサイズか、5mm程度までの余裕にしておきましょう。
渓流ソックス
沢登りでは水の中に入って登るので、靴下も排水性がよく足元をできるだけ温めてくれるものを用意します。
キャラバン(Caravan) アウトドア 渓流CRソックスは排水性、保温性に優れたクロロプレンを使用している渓流用のソックスです。沢登りには必須のアイテムですが、ワークマンには流石にないのでこちらでご紹介しました。
ドライバッグ
ドライバッグはワークマンにあるものよりも通販で買った方が安く、軽量の使いやすいものがあります。沢登りは水に濡れることが前提なので、登り終わった後はすぐにでも乾いた服に着替えて体を温める必要があります。そのため、着替えが濡れないようにドライバッグを用意することはとても大切です。
(SCGEHA) ドライバッグ は250gの軽量ドライバッグで、10Lまで入ります。着替えや貴重品、食料などを入れるのには十分ですね。これで1,680円です。
さらにスマホ用の防水ケースもついています。スマホは地図をみたり写真をとったりするのにも使うので、なるべく防水ケースに入れて移動しましょう。
初心者の人は沢歩きからやってみよう
沢登りというと、ロープなどを使う「懸垂下降」などの技術がないとできない登山上級者の楽しみ方の一つです。しかしそうした登りの箇所を避けて純粋に水の中を歩くだけなら、一般の登山者でも沢歩きを楽しむことができます。
私は以下の本を参考に難易度の低い沢をいくつか行ってきました。1m程度の滝登りでも十分楽しいと感じられますし、暑い時期なら涼を感じながら低山を登れます。
一度やるとハマりますよ!
皆さんももう一つの山登りの楽しみ方を始めてみませんか?
まとめ
今回はワークマンで購入できる沢登りの装備を以下の通りご紹介しました。
まだまだ他にもワークマンには登山に生かせる宝物が眠っている気がします。これからもワークマンの新作には目が離せませんね。
他にも私のブログでは登山にいかせるワークマン商品をご紹介していますのでそちらもぜひご覧ください!