この夏初めて山に挑戦しようという方に向けてワークマンのおすすめウェアをご紹介します。
ワークマンのウェアは低価格で高性能を実現しているため、ベテラン登山者からも人気が高いです。
まずはこれが必要!というものからご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ワークマン以外も含めて、より夏の服装について知りたい方は下の記事を参考にしてください。
【初心者向け】登山の夏の服装について解説!適切な服装で快適に!
秋冬ものの記事についてはこちらもどうぞ!
※本記事における商品の画像は全てワークマンのカタログから引用しています。
この記事を元にした動画をYoutubeでもアップしています!
ワークマンが好評な理由は低価格・高品質だから
ワークマンを登山初心者の人にお勧めするのは、お手頃な価格で登山に必要な性能が揃っているウェアが数多くあるからです。自分も登山専門店に行く前にまずワークマンに行って代替できないか確認しています!
ワークマンのポリシーが低価格・高品質を実現
ワークマンは元々は作業服や安全靴の製造・販売する企業でした。
ですから「安全で快適な作業環境の創造」「安く売って儲かる仕組みを作る」という経営理念のもとに培ってきたノウハウをアウトドア用品にもいかし、高性能で低価格な商品を生み出し続けています。
登山もそもそもはハードな活動ですから、作業服のノウハウが生かされるのも納得ですね。
年々使いやすい商品が続々開発されています!
安かろう悪かろうじゃないから友達にも勧められる
もしこの夏友達を山に誘おうと思っている方にも、ワークマンの登山用品はおすすめです。もし登山用品点で本格的な登山用品を購入しようとすると、ワークマンでそろえるよりも0が一つ増えるくらいの費用がかかるでしょう。
ワークマンなら低価格でもそれなりの品質を備えているため、手軽に友人に勧めやすくなっています。
特に夏には吸汗・速乾性能に注目!
そんなワークマンの商品の中で夏の登山で注目したい性能は「吸汗・速乾」性能です。
夏の登山で注意したいのは熱中症と低体温症です。熱中症を防ぐため適度に汗を流しつつ、汗で体を冷やさないように素早く乾くことがウェアには求められます。
この後紹介する商品も「吸汗・速乾」性能を重視しています。
登山では撥水・防水性能も大切
インナーで注目すべきは「吸汗・速乾」性能ですが、アウター、つまり外側のウェアには撥水・防水性能も重要です。
夏の登山では急な雨もよくあることです。急な雨が降ったからといって、市街地のようにすぐに屋根のある場所に非難できるとは限りません。なるべく体を冷やさないように、水を弾いて濡れないような撥水性能の高いウェアを持っていることが大切です。
レインウェアなら透湿性も重視
レインウェアなら防水性が重要なのは当然ですが、それ以外にも透湿性を無視することはできません。
透湿性能が低いと雨は防いでもレインウェア内が蒸れてしまって汗で濡れてしまいます。そうなってしまうと雨を防いでもずぶ濡れになってしまい、防水の意味がありません。
登山は他のスポーツよりもより多く汗を各スポーツです。雨の中歩く場合でも汗をかきますので、透湿性能についても重視しなくてはいけません。
ワークマンでは撥水・防水性能の高いレインウェアもありますので、それらも踏まえてご紹介していきます!
パンツや靴には撥水性能、レインウェアには防水・透湿性能を重視します!
本格的な登山には山専門の装備を揃える
ここでは登山に使えるほどの高機能なワークマン商品をご紹介しますが、もし本格的な登山(アルプスなどの標高の高い山や何泊もするような長期の登山)をするようであれば、登山靴やレインウェアについては山専門の性能を持った装備を整えるようにしましょう。
ワークマンは確かに値段のわりに高性能なコスパの良い商品が多いですが、いつでもどこでもどれでも使えるというほどではありませんのでご注意ください。
夏もワークマンでそろえる!おすすめ7選!
ここからは以上のことを踏まえて、おすすめのワークマン商品を7点ご紹介していきます!
安心の耐久撥水クライミングパンツ
ワークマンのカタログを見てるとたくさんのクライミングパンツが載っていて、ついつい目移りしてしまいますが、その中でサイキが注目したのはこちらの「DIAMAGIC DIRECT クライミングパンツ」。
クライミングパンツに求められるストレッチ性能も備えつつ、50回洗っても撥水が持続するというのはありがたいですね。当然化学製品なので、吸汗速乾性能も期待できます。
小雨程度であればレインジャケットをかぶるだけで済むと考えると本当にありがたい性能です。
さらにこのパンツはファスナーでショートパンツにもすることができます。登山向けのパンツをちゃんと買おうとすると1万円以上は覚悟しないといけません。本当に2,900円でこの性能はすごい。
そのほかにも1,900円で購入できるクライミングパンツなどもあり、いずれも登山で十分利用できます。ただし、綿100%のクライミングパンツも売られていたりするので、購入の際には注意してください。
ついに出た高性能レインスーツ
これまでご紹介してきたレインスーツもそれなりの性能を持っていましたが、「INAREM ストレッチレインスーツ」は耐水圧20,000mm、透湿度25,000g/m2/24hの高性能で、5,500円というコスパの良さです。
今年はさらにクライミング専用のバージョン「INAREM PREMIUM レインジャケットクライミングモデル」も発売されました。こちらは耐水圧10,000mm、透湿度50,000g/m2/24hという驚異の透湿性の高さで、4,900円となっています。ただ登山中の猛烈な雨にはちょっと物足りない耐水性なので、こちらはソフトジャケットとしての利用にとどめておくのが良さそうです。
さらに2023年はレインタイプの「INAREM 2WAYクライミングパンツ」(3,900円)も発売されました。こちらは裾スリットが入っているので靴を脱がずに履くことができます。
ブリヂストンのHPによると、20,000mmは嵐に耐えられる程度、透湿度25,000は理想的な性能と書かれています。上下合わせて8,800円でこの性能を実現するのは本当に驚きです。登山用の雨具を持っていないのであれば、とりあえずこちらのレインウェアを揃えておけば、とりあえずは雨を凌げるでしょう。
グローブもワークマンで揃う!
グローブは登山に行く際は岩場や枝を掴むこともあるので、できる限り持っていくべきアイテムです。
ところがいざワークマンの店舗に行ってみるとわかりますが、店内には多くのグローブが揃えられており、パッとみてどれを買えばいいのか分かりにくいところがあります。
そんな中、もしおすすめするとしたらこちらです。
ランニング用ではありますがグリップの効いた、指が出るタイプのグローブで、接触冷感、UVカットなど必要な機能を持っています。
ただ、グローブにあまりお金をかけたくない方は作業用のグローブや軍手でも、グリップが十分効いているので使用できます。ただしゴム使用のグローブは熱には弱いかもしれないので注意してください。
冷感クライミングシャツで快適な登山を
「遮熱−5℃冷感クライミングシャツ」(980円)は夏に必要な吸汗速乾性能に加え、接触冷感の性能もあるため夏場のクライミングシャツとしてお勧めです。
似たような商品として接触冷感性能のないクライミングシャツもあります。夏場でも冷えが気になる方は接触冷感性能のないクライミングシャツ(980円)もあります。
ワークマンはインナーの開発に余念がない
秋、冬には調温性能が高いメリノウールの下着をおすすめしていましたが、夏にはメリノウール以外にも快適に過ごせるインナーが数多く存在しています。ただシャツに関しては長袖があまり多くないので登山には若干不向きかもしれませんが、日常の生活で生かしていきたいですね。
今年新発売された「シン・呼吸するインナー」に加え、和紙の繊維を利用した夏用のメリノウールシャツ、疲労を緩和する機能を持ったメディヒール、綿100%なのに吸汗速乾と接触冷感性を持ったシャツ、滑らかな着心地で接触冷感のある「ICE CHARGE」など快適に過ごせるインナーが多くあります。まだまだ開発を進めているようですので、今後登山で使えるインナーも続々出てくるかもしれません。
足回りが快適に!メリノウール靴下
登山靴と足の間をクッションのように保護してくれるのが靴下です。登山用の靴下選びは、怪我や疲労による事故を防ぐためにとても大切です。
ワークマンのメリノウール靴下はメリノウールを40%含んでおり、さらにパイル編みというクッション性を高める編み方をしているため大変快適です。その上メリノウールは吸汗速乾性能もありますので、登山の際にはぜひ購入したい商品です。ただ1点気になる点は春夏は厚手の靴下がないことです。本格的な登山にも使用するようなら、秋冬のシーズンに厚手のものを買うか2枚重ねにする必要があるかもしれません。
今年は女性用のメリノウール靴下も出ました。「ワークマン女子」であれば確実に手に入れられます。
1,500円のサポートタイツで疲労も軽減!
タイツには単に足を守るだけでなく、サポートタイツであれば疲労を軽減してくれる機能もあります。ワークマンなら1,500円で足に着圧を与えるタイプのサポートタイツが1,500円で手に入ります。愛用している人も結構いる、知る人ぞ知るお得商品です。
さらにこちらもおすすめ
ここではウェアではありませんが、登山用品としておすすめできるワークマン商品を4つご紹介します!
低価格で高性能ハットを実現!
夏の登山では直射日光が頭を温めて日射病や熱中症の危険が高まります。頭には1分あたり800mlもの血液が送られており、直射日光から守ることはとても大切です。(参考)特に標高が高くなると紫外線も強くなりますので、日焼け止めと合わせて帽子にも気を払いたいですね。
ワークマンの「シェードハット」は後頭部を守るシェードもついています。これによって後頭部が温められることも防いでくれますので、夏の登山には本当におすすめです。
1,280円で抗菌防臭性能も、紐もシェードもついているのはコスパ高いですね。
本格的な登山靴が発売?
ワークマンではこれまでも「アクティブハイクサミットハンター」(2,900円)と「高耐久シューズアクティブハイク」(1,900円)というハイキングには十分使えるシューズが販売されていましたが、この春より本格的な登山靴としか思えないようなシューズを発売します。
その名も「トレックシューズアジム」。こちらはハイキングだけでなくロングトレイルにも使用可能ということで、その性能に大きく期待を寄せられています。新作発表会で実際に履いてみたところ、しっかりと足全体を支えられて、ソールのクッションもよく効いていましたので、少なくともハイキングには活用できると思います。これで3,900円というのはなかなかの高コスパですね。
蒸れるヘルメットも冷感インナーで快適に
岩が露出した山や高山など、滑落による事故が多い場所ではヘルメットの着用が推奨されています。しかし夏だととにかくヘルメットの中は蒸れてしまい、大量の汗をかいてしまうことも。
ワークマンではヘルメットに関する商品も充実しているため、ヘルメット用のインナーも良いものが売られています。その中でおすすめなのが「COOLヘルメットインナー」です。
接触冷感、吸汗速乾の上通気性も非常に良いです。夏の登山でヘルメットを着用する予定がある方にはおすすめです。私も夏場に使用していますが、これ1枚で汗が顔に垂れることがなくなって快適です。
実際に行く前にカタログで目星をつけておこう
ワークマンはファッション店や登山用品店などのように、整然と商品が並んでいるわけではありませんので、あらかじめお店に行く前にワークマンのカタログである程度購入の目星をつけておきましょう。
そうでないと色々なものが目に止まるので、購入にものすごく時間がかかってしまいます。
のんびりじっくり見るのも楽しいですけどね!
ワークマンに行く方は下のカタログのリンクを参考にしてください。
2023秋冬カタログからお勧めのウェアをご紹介しているページはこちらです!
まとめ
今回はワークマンで買える夏登山用のおすすめウェアをご紹介しました。今回紹介しなかったものの他にも興味をそそられる商品がたくさんありますので、ぜひカタログでいろいろ吟味してみてください。
夏の登山に必要な機能は吸汗・速乾と撥水・防水です。快適に安全に登山に行くためにも服装はぜひ登山にあったものを揃えていきましょう。
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